履修条件 |
毎年受講生が多いので、第1回目に講義で出席カードの提出を履修の義務とします。出席カードは第1回目の講義で配布します。受講生が教室の席数を越える場合は、カードの提出者の中から、受講生を選択します。履修可能な学生の選択は、カードの中から無作為に抽出します。 |
授業の目的 |
政治を遠いものと考えずに、身近な問題がすべて政治的課題であることを理解できる、政治の基本的な枠組みのついて、講義します。 |
授業の概要・計画 |
日本を始め、世界の国々は中央集権の政治システムから、地方分権の政治システムに移行しつつあります。地方分権の基本的な考え方は、身近な問題は身近な所で決定しようとうものです。市民にもっとも近い政府は、自治体政府です。自治体を英語では、ローカルと呼びますが、ローカル政治の中で、どのように民主主義を確立していけばよいのかについて授業をすすめます。授業は以下の3本柱を基礎とします。
@ローカルの意味について。 Aデモクラシーの意味について。 Bローカル・デモクラシーの担い手について。 |
授業の進め方 |
テキストに従って、講義をすすめます。
@ローカルとは何か Aデモクラシーの様々な次元とは何か。 B官民公私論による自治のシステムについて。 C市民性という思想について。
以上のテーマごとに各3回講義をします。
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教科書・参考書等 |
教科書
薮野祐三『ローカル・デモクラシーT 分権という政治的仕掛け」 (法律文化社) |
成績評価の方法・基準 |
定期試験の成績をもって、成績評価とします。 |
その他(質問・相談方法等) |
講義の後に受け付けますが、講義は六本松で行い、その後、箱崎キャンパスに移動しますので、質問内容をメモして、講義の後に渡してください。次の講義の時に、回答をお渡しします。 |
過去の授業評価アンケート |
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