国際法特殊講義

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
国際法特殊講義
標準年次
3・4
講義題目
国際公益の制度化に関わる諸問題
開講学期
前 期
担当教員
小森 光夫  
単位数
2単位
教  室
202
科目区分
展開科目
履修条件
国際法の広義を受講していることが望ましいが、関心がある方の参加は歓迎する。
授業の目的
主権国家を基軸にし、理論的には国内私法の理論の類推に基づいて展開されてきた国際法の領域において、国際社会の共通利益、一般利益などの国際公益を制度化することに、どのような実際的、また理論的な問題があるかを検討する。

授業の概要・計画
1 伝統的な国際法の基本特性
2 国際公益の制度化における実体的問題
3 履行確保に関わる諸問題
4 いわゆる国際法のフラグメンテーションについて

授業の進め方
講義の参加人数によって、進め方を考えるが、予定としては、前半は、講義形式で行い、後半は、事例や文献を通して問題を検討する。

教科書・参考書等
英語文献としては、
Oslav SchramStokke, Jon Hovi, and Gier Ulfstein eds.,
Implementing the Climate Regime, Earthscan(2006),
ILC Report 2006
などを考えている

成績評価の方法・基準
出席と、講義での対応に基づいて判断する。

その他(質問・相談方法等)
【日程・教室】8/28〜30(202講義室)。1〜5限。

履修登録方法等については,6月中旬頃に法学部掲示板でお知らせします。
過去の授業評価アンケート