履修条件 |
特にありません。国際政治学、政治思想史などに興味のある学生であれば誰でも参加できます。サブゼミ希望者も歓迎です。 |
授業の目的 |
【講義題目に関するもの】 @国際政治学黎明期(1930−50年代)の文献の読解を通じて国際政治思想史の基礎知識を習得する。 A国際政治学の歴史的形成過程を学習することによって、国際政治学の拠って立つ「前提」を理解し、その上で国際政治学が「現代」に生きる我々にとって、どのような意義があるのか、その今日的意義を考える。 【一般的な学術スキルに関するもの】 B学術文献・学術論文の読み方を習得する。 C自己の考えを論理的に構成する能力(論理的思考能力)を習得する。 D自己の考えを分かり易く他者に伝える能力(プレゼンテーション能力)を習得する。 Eディスカッション等を通じて他者を説得/納得させる能力(コミュニケーション能力)を習得する。 Fレポート(夏休み)とゼミ論文(学年末)の執筆を通じてリサーチと論文作成能力を習得する。 |
授業の概要・計画 |
【概要】 理論や思想を学ぶということは、どのような思考過程を経ればその理論家や思想家と同じ結論にたどり着くのか、そのプロセスを追っていく作業でもあります。この演習では、国際政治学を切り開いた人々が、どういった文脈で、どのような問題意識で、何を考え、なぜ《国際政治学》という枠組みを必要としたのか、そしてそういった問題設定は現代においてどのような意義があるのかを読み解いていきます。
【計画】 前期は理論・思想編でC.シュミット、E.H.カー、モーゲンソー、ケナン等の文献を輪読します。後期は(前期の内容を踏まえながら)、主権論、国家論、正戦論、人道的介入、アメリカ帝国論などをテーマ別に扱っていきます。
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授業の進め方 |
毎回、報告者がプレゼンテーションを行い、参加者全員でディスカッションを行います。 |
教科書・参考書等 |
初回の授業で指示します。参考図書についても授業の中で適宜指示します。 |
成績評価の方法・基準 |
平素のプレゼンテーション、ディスカッションへの参加度、夏休みに課すレポート、学年末のゼミ論文を総合的に評価します。 |
その他(質問・相談方法等) |
不明点、ご相談などはメールでお願い致します。 toruoga at hotmail.co.jp (atを@に変えて下さい) |
過去の授業評価アンケート |
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