履修条件 |
@毎回真面目に出席すること、Aレジュメ作成などに手を抜かないことが受講条件です。 ヤル気のある方をお待ちしています。
なお、参加に際して事前に、西尾勝=新藤宗幸『いま、なぜ地方分権なのか』(実務教育出版、2007年)を読んでおいてください。 さらに余裕のある方は、苅谷剛彦『知的複眼思考法』(講談社(講談社プラスアルファ文庫)、2002年)を読んでおくことをオススメします。 |
授業の目的 |
コアセミナーの共通目標は、次の4つです。 (1)情報の集め方について学ぶこと (2)情報の分析の仕方について学ぶこと (3)議論の方法について学ぶこと (4)自分の意見を説得的に文章にまとめる技術について学ぶこと
こうしたコアセミナーの共通目標に加え、本演習では、次の4点も重視しています。 (1)地方自治に関する制度や理論を学ぶこと 制度や理論を知ることは、現実を把握し、理解するために不可欠だからです。
(2)地方自治の実態を知ること 机上での議論は重要ですが、それだけでは十分でありません。 このゼミでは実態把握をも重視します。 現場で地域の問題解決に取り組んでおられる方にお話を伺う機会も設けたいと考えています。
(3)多様なものの見方、社会科学的思考を身につけること 現実はただ眺めていても理解できません。 制度や理論を学ぶことも大事ですが、合わせて多様なものの見方、社会科学的思考を身につけることも大事です。
(4)問題解決の思考を学ぶこと 実態を知ると、さまざまな問題が見えてきます。 そうした問題を解決するにはどのような改革や条件が必要か。それを考えるための基礎的な素養(思考)を身につけることも大切です。
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授業の概要・計画 |
1回目と2回目はオリエンテーションです。 1回目は、私の方から演習の趣旨説明を行った後、自己紹介(本演習を選択した理由も含む)、報告の分担決めをしてもらいます。 2回目は、報告準備のための参考文献の調べ方、ヒアリングの仕方、レジュメの書き方、プレゼンテーションのやり方などについてのガイダンスを行います。
3回目以降は、報告担当者にレジュメ報告してもらい、それを受けてみんなで議論をします。
学期末に8000字以上のレポートを提出してもらいます。 |
授業の進め方 |
3回目以降のゼミでは、指定図書を順次輪読します。
毎回、報告者が報告を行います。 これを受けて、討論者2名が質問や問題提起を行います。 以降は、皆さんで自由にディスカッションしてもらいます。 全体を取り仕切るのが司会者の役割です。
ゼミ員は、報告者、討論者、司会をそれぞれ必ず一度は経験することになります。
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教科書・参考書等 |
一冊目は、岡本全勝『新 地方自治入門』(時事通信社、2003年)を予定しています。
二冊目以降扱う書籍については、一冊目の消化具合に応じて決めたいと考えています。
なお、上述の通り、西尾勝=新藤宗幸『いま、なぜ地方分権なのか』および苅谷剛彦『知的複眼思考法』は、本演習をより意味あるするためにも一読を強く勧めます。 |
成績評価の方法・基準 |
平素のゼミにおける状況(無断欠席した場合、以降のゼミ出席は認めず、単位認定もしません)+レポートで評価します。 |
その他(質問・相談方法等) |
メールにて質問や相談を受け付けます。 「a_shimada」のあとに「@law.kyushu-u.ac.jp」をくっつければ私のメールアドレスになります。 お気軽にどうぞ。 |
過去の授業評価アンケート |
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