履修条件 |
1 議論に参加する意欲があること 2 知的好奇心が旺盛であること 3 特に刑法に興味を有していること
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授業の目的 |
コアセミナーの共通目標 1 情報の集め方について学ぶこと 2 情報の分析の仕方について学ぶこと 3 議論の方法について学ぶこと 4 自分の意見を説得的に文章にまとめる技術について学ぶこと
この授業の目標 1 犯罪と刑罰に関する基礎知識を身につけること 2 社会において刑法が果たす役割について理解すること 3 犯罪と刑罰をめぐる現状を批判的に分析する能力を身につけること |
授業の概要・計画 |
このゼミでは、刑法の基本的なテーマについて順次検討していく。 各回の予定は以下の通りである。
1 ガイダンス・報告分担決定 2 刑罰とは何か?−※模擬報告 3 国民の80%以上が望んでいる死刑とは?(死刑存廃論) 4 執行猶予付の有期懲役刑と高額の罰金刑ではどちらが重い?(自由刑と財産刑) 5 宣告された刑期よりも早く出所できる場合とは?(仮釈放制度) 6 養魚池の鯉を逃がすと器物損壊罪になる?(罪刑法定主義) 7 何もしないことが犯罪になる?(不作為犯論) 8 自分の身は自分で守る?(正当防衛論) 9 責任能力のない人は処罰されないことになっているが...。(責任能力論) 10 狙いがそれて別の人を撃ってしまったら?(錯誤論) 11 負けるの覚悟で賭博をして何が悪い?(被害者なき犯罪) 12 心臓が摘出できるのはどういう場合?(死の概念と臓器移植) 13 自動車事故には厳罰を科すべき?(自動車運転過失致死傷罪・危険運転致死傷罪)
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授業の進め方 |
1回目は、ガイダンスを行い、報告の分担を決定する。2回目は、刑罰とは何かについて、教員による模擬報告を行う。3回目以降は、ゼミ生がそれぞれ報告及び司会を担当し、討論を行う。 また、報告者には、報告後2週間以内に、担当テーマに関するレポートを提出してもらう。 |
教科書・参考書等 |
1回目の授業の際に指示する。 |
成績評価の方法・基準 |
1 出席率:20% 2 討論での発言回数及び内容:30% 3 報告内容:25% 4 レポート:25%
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その他(質問・相談方法等) |
質問、相談等は、メールで受け付ける。 |
過去の授業評価アンケート |
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