履修条件 |
とくになし。ただし、単位認定を受けようとする者は、昨年度後期のこの授業の前半に登録していたことが必要である。
【学務委員会注】この科目は越年科目です。講義の内容は昨年度後期からの続きとなります。 |
授業の目的 |
憲法学の扱う分野のうち、講学上「憲法総論」及び「統治機構論」と呼ばれる範囲についての一通りの知識を得ることが課題であるが、この講義に毎回出席することにより、(1)90分延々と続く単調な講義を聴きながらも、何が重要であるかを判断し、それをノートにとるという、大学時代にぜひとも身につけておくべき能力を伸ばすこと、および(2)憲法をめぐる法と政治について、今後各自が考えていくための手がかりと方法とを身につけること、を目的とする。 |
授業の概要・計画 |
本講義は大きく第一部「憲法総論」と第二部「統治機構論」に分かたれる。そのうち本年度後期は、第一部「憲法総論」の後半からスタートし、第二部「統治機構論」のうち、「国会」「内閣」「裁判所」などについて、講義を行うこととする。 詳細な講義目次については、担当教員のHPにて毎回掲載をする予定である。 |
授業の進め方 |
講義形式で進める。しかも大教室でのそれであるため、どうしても一方的なものになってしまう。この欠点を補うため、講義前後等の質問を歓迎する。研究室への直接の来訪も歓迎する。また、担当教員の個人HP上に講義に関するページを作成し、受講者の感想等を掲載したり、講義目次を掲載したりする。そのため受講者には是非自宅にインターネット環境を整えてほしい。 |
教科書・参考書等 |
●教科書はとくに指定しないが、概説書一冊を購入し、予習・復習のためにつねに参照することが重要である。以下のものからどれか一冊自分にあったものを選択することを薦める(もちろん他のものでも良い)。 (1)樋口陽一『憲法〔第3版〕』(創文社、2007年) (2)野中=中村=高見=高橋『憲法I〔第4版〕』『憲法II〔第4版〕』(有斐閣、2006年) (3)長谷部恭男『憲法〔第4版〕』(新世社、2008年)
●参考書としては、次のものがある (4)高橋=長谷部=石川編『憲法判例百選II〔第5版〕』(有斐閣、2007年) (5)樋口=大須賀編『憲法資料集〔第4版〕』(三省堂、2000年) (6)安西=南野ほか『憲法学の現代的論点〔第2版〕』(有斐閣、2008年) |
成績評価の方法・基準 |
2008年度前期末に実施する期末試験(のみ)による。 |
その他(質問・相談方法等) |
この講義に関する問い合わせは、遠慮せず南野までメール(アドレスは @law.kyushu-u.ac.jp の前に minamino を付加)で申し送ること。直接研究室(3階)に来られても歓迎する。 |
過去の授業評価アンケート |
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