●現代日本政治論

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
●現代日本政治論
標準年次
3・4
講義題目
現代日本政治論
開講学期
前 期
担当教員
薮野 祐三
単位数
2単位
教  室
大講
科目区分
展開科目
履修条件
特にありません。現代日本政治に関心のある学生諸君の受講を歓迎します。たとえば、以下のような学生諸君の受講を期待しています。

@政党再編に関心のある学生
A分権問題に関心のある学生
B地域再生に関心のある学生
授業の目的
現代日本の政治は、少子化、高齢化などに起因する地域崩壊という課題に悩んでいます。講義では、現代日本政治がどのように地域政策に取り組んでいかなければならないかを分析することを、目的としています。
授業の概要・計画
授業計画

@戦後日本の発展、とりわけ経済発展を可能にした政治的枠組み  を分析します。
A1980年代から始まる産業構造の変化、とりわけ国際化、グロ ーバル化の流れの中で、変化を余儀なくされた地域政策を分析し ます。
B21世紀に入って急激に崩壊する地域、たとえば夕張市のような 事例を下に、新たな地域再生の可能性を、政府レベルの政策視点 から分析します。
Cこのような変化がもたらす政党再編の可能性について、分析を加 えます。 
授業の進め方
授業はテキストに沿ってすすめます。

@国政民主主義から地域民主主義への政策転換の可能性
A国家中心主義から地域中心主義への政策転換の可能性
B地域民主主義の担い手とは誰かの画定
C地域民主主義を可能にする政策を巡る論争
D地域民主主義の中に潜在するジェンダー問題
Eこれからのローカルとデモクラシーの協奏の可能性

以上のような項目で、各項目に2回の講義を当てる計画です。
教科書・参考書等
教科書 
藪野祐三『ローカル・デモクラシーU 公共という政治的仕組み」(法律文化社)

参考書
藪野祐三『ローカル・デモクラシーT 分権という政治的仕掛け」
(法律文化社)
成績評価の方法・基準
成績な期末テストによります。答案の書き方についての条件を重視しますが、この条件は多岐に渡るので、講義中で説明します。
その他(質問・相談方法等)
質問は

@簡単なものは、講義終了時に
A時間を要するものは、メールでアポを取ってください。

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