履修条件 |
授業目的を達成するために、毎回の予習と出席を基本的前提とします。 |
授業の目的 |
●哲学や思想の文章を材料とすることで、精密な英語の読解力を獲得します。付随効果として、日本語の読解力の向上も期待できます。 ●政治学の授業でもあるので、政治理論・政治哲学の古典を英語で読むことにより、英語における政治学の基礎的な語彙や表現を習得します。 ●具体的な成果・水準の目標として、大学院修士課程の入試問題レベルに対応できる力を育成することを目標とします。 |
授業の概要・計画 |
この授業は、授業目的から考えて、段階的な展開はありません。ひたすら読み続けることになります。単語、フレーズ、パラグラフ、節・章の構成に配慮しながら、古典テクストの読解を進めます。 |
授業の進め方 |
授業の目的をふまえ、速読ではなく、熟読を志向します。 |
教科書・参考書等 |
昨年度に引き続き、ミルの『自由論』(John Stuart MIll, On Liberty)を読みます。前期は、第2章の言論の自由についての議論の後半から読み始めます。それまでの部分については、冒頭に内容を紹介して、つながりを持たせます。『自由論』公刊150周年となる2009年まで、読み続ける予定です。 |
成績評価の方法・基準 |
通常時の出席・予習状況を評価と、定期試験の結果を総合評価します。 |
その他(質問・相談方法等) |
授業内容に関する質問は、原則として授業内にお願いします。その他の質問・相談は、授業終了時およびそれ以外随時受け付けます。したがって、オフィスアワーは設定しません。 |
過去の授業評価アンケート |
2007年度前期 |