履修条件 |
特別な条件はない。 |
授業の目的 |
1.手形・小切手が社会で果たしている経済的機能・役割を理解する。 2.手形・小切手などの有価証券に関する基本的な法理論および制度を理解する。 |
授業の概要・計画 |
手形および小切手は、世界各国において、代金の支払い手段、信用供与の媒介手段、送金・取り立ての手段として利用される有価証券である。手形法および小切手法は、その内容を定める基本的な法律である。 講義は、次の項目に従って進める。 1.手形・小切手の基本的な構造と特徴 2.手形・小切手の経済的な機能 3.手形法・小切手法の世界的な統一法運動 4.約束手形の振出 5.約束手形の裏書(譲渡) 6.善意者の保護 7.約束手形の支払 8.為替手形 9.小切手の振出・譲渡・支払 |
授業の進め方 |
手形および小切手は、学生が日常生活で使用することがほとんどないため、理解しやすいように、できるだけ、実際の使用例を見たり、図示をしながら、講義を進める。 |
教科書・参考書等 |
参考書 清水巌ほか『テキストブック手形法小切手法』(有斐閣) 田邊光政『最新手形法・小切手法』(中央経済社) 河本一郎・田邊光政『約束手形法入門』(有斐閣) 前田庸『手形法・小切手法』(有斐閣) 川村正幸『手形・小切手法』(新世社) など |
成績評価の方法・基準 |
期末試験および出席率(試験点数におよそ10%のウエイトで加算)による。 |
その他(質問・相談方法等) |
講義中および講義終了後に自由に質問してほしい。 |
過去の授業評価アンケート |
|