履修条件 |
なし。ただし、民法(特に債権法と不法行為法)及び行政法の基礎的な知識があることが望ましい。 |
授業の目的 |
日本の社会保障法について、それを支える法システムはどのようなものであり、どのような特質をもっているか、また、社会保障法をめぐる紛争(その多くは行政訴訟)はどのように解決されているのか、これらの点に関して基本的な理解がえられることを目的とする。 同時に、社会保障法は様々な課題をも抱えているので、制度改革の方向性にもふれることにする。
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授業の概要・計画 |
概要:1 総論(社会保障法の基本的考え方)、2 医療給付、3 年金給付、 4 労災保険給付、5 介護給付、6 生活保護給付 これらの内容について、法制度の内容と特質を講義するとともに、判例も取 りあげて、社会保障法をめぐる紛争の解決のあり方を探る。
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授業の進め方 |
講義形式で行う。 |
教科書・参考書等 |
教科書:加藤智章・菊池馨実・倉田聡・前田雅子『社会保障法(第3版)』(有 斐閣) 『社会保障判例百選(第4版)』(有斐閣) 参考書:岩村正彦・菊池馨実・嵩さやか編著『目で見る社会保障法教材(第 4版)』(有斐閣)
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成績評価の方法・基準 |
学期末の試験により評価する。 |
その他(質問・相談方法等) |
講義についての質問は、授業中及び授業後ともに、歓迎する。 |
過去の授業評価アンケート |
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