履修条件 |
なし |
授業の目的 |
独占禁止法の英語文献、特にカルテルについての問題を取り上げ、独占禁止法に対する理解を深めるとともに、英語の技能を養うことを目的とします。 |
授業の概要・計画 |
当授業は、近年罰金を科された国際的なカルテル「クエン酸・カルテル」と「リジン・カルテル」、「バイタミン・カルテル」の3つの事例の読書を取り上げます。 読書は独占禁止法の問題だけではなく、カルテル内部の活動にもふれています。 世界中にいるカルテルメンバーはどのように価格引上げ合意を行い、翌日から価格引上げ合意を適用できるに至ったのか。また各国の公正取引委員会はそのカルテルをどのようにして見抜いたのかなどについてふれていきたいと思います。
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授業の進め方 |
「Global Price Fixing」を講読します。 参加者による音読、討議を行います。 授業前に、各々が文章全体の把握を行い授業内容を効果的に習得するためにも予習を行ってください。
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教科書・参考書等 |
John M. Connor(2006年)の「Global Price Fixing」 授業の一週間前に上記文献の抜粋を電子メールの添付ファイルとして参加者に送ります。
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成績評価の方法・基準 |
評価は、出席、議論への参加、及びレポートに基づいて行います。 レポートは英語で書かなければなりません。レポートの詳細については授業中にお知らせします。
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その他(質問・相談方法等) |
授業について聞きたいことがありましたら、メールでも受け付けています。(メールアドレス:uytsel【アットマーク】law.kyushu-u.ac.jp)
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過去の授業評価アンケート |
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