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履修条件 |
標記演習テーマに強い関心を有する人（当たり前ですが）という以外に、特に履修条件はありません。 |
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授業の目的 |
過去の法と社会についての歴史的認識を抜きにして、現代の法と社会をよりよく理解することはできない。本演習は、日本（とりわけ前近代日本）における「犯罪」と「刑罰」の歴史に関する知見を広め、かつ深めること、及び参加者各自が関心を持った法制史上の興味深い諸問題の検討を通じて日本における法の歴史的特質についての認識を深めること、ひいては法を歴史的に相対化して見る見方を養うこと等を目的とする。 |
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授業の概要・計画 |
古代から近世（江戸時代）にいたる前近代日本における犯罪と刑罰をめぐる諸問題について、日本法制史学上のこれまでの主要な研究論文を検討素材として共に議論し、考えてみたい。さしあたりの検討課題としては、古代における刑罰の起源、前近代における刑罰思想の変遷、日本中世特有の犯罪とその背景、犯罪の取り締まりと刑事訴訟手続の実態、等々を予定している。これらの課題に関してこれまでに書かれた主要な研究論文の内容を参加者各自が分担報告（１人１論文分担を予定）し、これについて詳しく検討することを通じて、前近代社会の法と社会について理解を深めることを目指す。
なお、年度末にはゼミ論集を発行する。 |
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授業の進め方 |
前期の第1回目に演習の主旨説明、報告の分担決め等を行う。２回目以降は、あらかじめ配布した論文テキストを素材にその回の担当者から報告を受け、これについての議論を行う。配布テキストは前期で読み終える予定で、後期は、各自前期の報告時の議論をもとに自ら設定したテーマについて調査研究した成果を報告し、これについて討論するといった方式で進める。
各自、前後期各１回ずつ報告してもらう予定。なお、ゼミの進め方についての詳細は参加者の希望を取り入れて決める。 |
| 教科書・参考書等 |
使用テキストについては、現在選定検討中。決まり次第、シラバスのこの欄で通知する。なお、ゼミ参加者数に応じて、使用テキストの追加もありうる。 |
| 成績評価の方法・基準 |
年度末のレポート（ゼミ論文）および平常点により評価する。
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| その他（質問・相談方法等） |
ゼミ旅行（本年度は中国を予定している）やコンパなどの課外活動も充実させたいと考えている。 |
| 過去の授業評価アンケート |
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