分権型社会論演習

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
分権型社会論演習
標準年次
3・4
講義題目
九州のいま、これから
開講学期
通 年
担当教員
溝越・前田 (溝越明・前田隆夫)
単位数
4単位
教  室
106
科目区分
展開科目
履修条件
特にありませんが、九州が好きな人、地域づくりに貢献したい人、地方自治・政治に関心がある人、歓迎します。記者を志す人も。
 
授業の目的
地域再生が大きな課題になっています。地方分権改革は近く節目を迎えます。これからの地方・地域をどうするのか、真剣な論議が必要な時期です。

九州の実情を探究することを通して、「地域を見る確かな目」を育みたいと考えています。
 
授業の概要・計画
九州が抱えている悩みや課題、あるいは新しい地域づくりの動きを追いながら、九州の「現在」と「将来」を考えます。いま、さまざまなところで「都市と地方の格差」「地域の疲弊」が叫ばれていますが、地方・地域をひとくくりに論じることはできません。常套句や風説に惑わされることなく、多様な地域事情を丁寧に探ることが大切です。

そのために授業では@地方自治体や国、住民団体などの最新動向をウオッチするA現地調査・フィールドワークを交えて、地域の実態に迫る−を重視します。

調査研究の成果は論文にまとめてもらいます。その際、分かりやすさ、読む人に伝える力が身に付くように指導します。
 
授業の進め方
九州の主要課題、ゼミ生の関心を踏まえて研究テーマを決め、資料収集、報告・討論、現地調査を経て、論文を書くという流れです。

ゼミ生が問題意識を共有できるように、討論や意見交換の時間をできるだけ多くつくります。

資料収集や現地調査に西日本新聞の取材網を活用します。テーマによっては、詳しい記者から助言を受けることもあるでしょう。西日本新聞の長期企画「わたしたちの九州」との連動も検討します。
 
教科書・参考書等
未定(開講までにお知らせします)
成績評価の方法・基準
普段の出席状況、報告、論文の内容を総合的に評価します。
その他(質問・相談方法等)
西日本新聞から派遣された教員が新たに開講するゼミです。

質問はメール(takao.maeda@nishinippon-np.jp)、または研究室(箱崎キャンパスの旧工学部本館1階)で受けます。研究室を訪ねるときは、事前にメールか電話(642-7635)をしてください。

参考:水曜日4限目に「分権型社会論」の講義をしています(演習棟305)。1月16日が後期の最終回です。
 
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