履修条件 |
特にありませんが、九州が好きな人、地域づくりに貢献したい人、地方自治・政治に関心がある人、歓迎します。記者を志す人も。 |
授業の目的 |
地域再生が大きな課題になっています。地方分権改革は近く節目を迎えます。これからの地方・地域をどうするのか、真剣な論議が必要な時期です。
九州の実情を探究することを通して、「地域を見る確かな目」を育みたいと考えています。 |
授業の概要・計画 |
九州が抱えている悩みや課題、あるいは新しい地域づくりの動きを追いながら、九州の「現在」と「将来」を考えます。いま、さまざまなところで「都市と地方の格差」「地域の疲弊」が叫ばれていますが、地方・地域をひとくくりに論じることはできません。常套句や風説に惑わされることなく、多様な地域事情を丁寧に探ることが大切です。
そのために授業では@地方自治体や国、住民団体などの最新動向をウオッチするA現地調査・フィールドワークを交えて、地域の実態に迫る−を重視します。
調査研究の成果は論文にまとめてもらいます。その際、分かりやすさ、読む人に伝える力が身に付くように指導します。
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授業の進め方 |
九州の主要課題、ゼミ生の関心を踏まえて研究テーマを決め、資料収集、報告・討論、現地調査を経て、論文を書くという流れです。
ゼミ生が問題意識を共有できるように、討論や意見交換の時間をできるだけ多くつくります。
資料収集や現地調査に西日本新聞の取材網を活用します。テーマによっては、詳しい記者から助言を受けることもあるでしょう。西日本新聞の長期企画「わたしたちの九州」との連動も検討します。 |
教科書・参考書等 |
未定(開講までにお知らせします) |
成績評価の方法・基準 |
普段の出席状況、報告、論文の内容を総合的に評価します。 |
その他(質問・相談方法等) |
西日本新聞から派遣された教員が新たに開講するゼミです。
質問はメール(takao.maeda@nishinippon-np.jp)、または研究室(箱崎キャンパスの旧工学部本館1階)で受けます。研究室を訪ねるときは、事前にメールか電話(642-7635)をしてください。
参考:水曜日4限目に「分権型社会論」の講義をしています(演習棟305)。1月16日が後期の最終回です。 |
過去の授業評価アンケート |
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