履修条件 |
ドイツ語履修者。 |
授業の目的 |
ドイツ語の読解力の向上を目指します。特に文法を厳密に踏まえながら、内容を正確に読み解けるようになることを目指します。また、ヴァイマル共和国末期におけるH・ブリューニング政府の経済政策の歴史的評価をめぐって論争を巻き起こしたK・ボルヒャルトの論考を精読していきます。 世界恐慌期において当時の政治的リーダーたちがどのような政策を立案し実行したのか。また、それは歴史的にみていかなる評価が可能なのかを考えていきます。 |
授業の概要・計画 |
ブリューニング政府の経済政策に関するボルヒャルトの専門論文を精読していきます。受講者の実力に応じて、1回あたりに読む分量を決める予定です。平均的に1回の授業では、1ページを予定しています。 |
授業の進め方 |
毎回参加者全員に音読の上、日本語に訳出してもらいます。その際、必要に応じて文法的な説明及びヴァイマル共和国政治史や当時の経済状況についての解説を行います。 |
教科書・参考書等 |
Knut Borchardt: Wachstum, Krisen, Handlungsspielraeume der Wirtschaftspolitik, Goettingen 1982, S.165-182. |
成績評価の方法・基準 |
平素。それ故、無断欠席、遅刻は一切厳禁です。無断欠席は3回で除籍となります。 |
その他(質問・相談方法等) |
大学院との共同授業となります。 テキストは初回に配布します。 |
過去の授業評価アンケート |
|