履修条件 |
国際法の広義を受講していることが望ましいが、関心がある方の参加は歓迎する |
授業の目的 |
主権国家を基軸にし、理論的には国内私法の理論の類推に基づいて展開されてきた国際法の領域において、国際社会の共通利益、一般利益などの国際公益を制度化することに、どのような実際的、また理論的な問題があるかを検討する
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授業の概要・計画 |
1 伝統的な国際法の基本特性 2 国際公益の制度化における実体的問題 3 履行確保に関わる諸問題 4 国際法のフラグメンテーション問題について
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授業の進め方 |
講義の参加人数によって、進め方を考えるが、予定としては、前半は、講義形式で行い、後半は、事例や文献を通して問題を検討する
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教科書・参考書等 |
参考書 高橋一生 監訳『地球公共財の政治経済学』国際書院 小森「国際公法秩序における履行確保の多様化と実効性」『国際法外交雑誌』97巻3号 小森「国際刑事裁判所規程と裁判過程の複合化」『ジュリスト』1343号(2007.10.15) 英語文献は、講義の際に配布する
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成績評価の方法・基準 |
出席と、講義での対応に基づいて判断する |
その他(質問・相談方法等) |
9/1(火)2〜5限目,9/2(水)〜3(木)1〜4限目,9/4(金)1〜3限目 |
過去の授業評価アンケート |
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