紛争管理論演習

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
紛争管理論演習
標準年次
3・4
講義題目
紛争管理と調停研究
開講学期
通 年
担当教員
レビン小林 久子
単位数
4単位
教  室
304
科目区分
展開科目
履修条件
(1)真剣に勉強することで学生生活を充実させたいと希望する学生(2)学外活動に興味がある学生(3)チームワークを楽しめる学生に向いているゼミです。
授業の目的
本ゼミは、紛争研究の基礎固めという位置づけです。紛争について理論的に学び、理論が現実の紛争の場でどのように生かされるのをロールプレイを通じて実習し、理論と臨床の狭間について一緒に考え、紛争研究の知識を高めていきます。
授業の概要・計画
本ゼミでは、クラス内とクラス外で次の3活動を行います。

(1)理論研究 − クラス内で毎週教員が選んだ文献を読み簡単な発表と議論をします。(2)自己研究 − クラス外で、1年を通じ一つのテーマを決め勉強し、翌年1月にクラスで各自10分間のプレゼンをし、5−10ページの小論文を執筆します。この小論文は、紛争管理研究センターのHPに発表します。テーマの決定は、教員と相談して決めます。(3)子供向けプログラムの実施と製作に関わること。(希望者は)夏休みなど、要請があれば、小中学校や高校へでかけ紛争について教えます。そのための資料やプログラムの作成を行います。また、交代で、年3回、紛争管理研究センターが開催する社会人向けトレーニングのアシスタントをします。
授業の進め方
(1)前期では、クラス内の講義、議論、ロールプレイを中心に行い、これによって紛争に関する基本的知識の蓄積を目指します。(2)5月ぐらいまでに、各自の研究テーマを決めます。(3)子供向けプログラムとしては、先輩が製作したプログラムの研究、それに、アメリカで製作された子供向け調停プログラムの資料とDVD(英語)をクラスで担当を決め読み、研究し、参考にします。(4)夏の合宿は、子供受けプログラムの練習、または、ロールプレイの練習のうちいずれかを行う。(5)秋は、クラス外では、自分たちのDVDの製作と自主研究に重点をおきます。クラス内では、連絡や、1月のプレゼンに向けた準備、練習、質質疑応答を中心に行います。
教科書・参考書等
(1)調停のプロセス(日本加除出版社、2008)
(2)紛争管理論(日本加除出版社、2003)
(3)紛争管理論(改訂版)(日本加除出版社、2009)
(4)CRU Institute製作、年代別子供向け調停プログラム
   DVDと資料(6種類)コピーを配布
(5)そのほかの資料はクラスで配布される。
成績評価の方法・基準
平素の議論、ゼミ論文、子供向けプログラムへの参加などを総合して評価する。
その他(質問・相談方法等)
相談は適時受ける。
過去の授業評価アンケート