履修条件 |
積極性と自主性を持っていることを望みます。 |
授業の目的 |
「医療と法」を題材にして、 (1)情報の集め方について学ぶこと (2)情報の分析の仕方について学ぶこと (3)議論の方法について学ぶこと (4)自分の意見を説得的に文章にまとめる技術について学ぶこと といったコアセミナーに共通する学修目的を達成することです。
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授業の概要・計画 |
「医療と法」について、以下のテーマを扱います。順番は一回目の講義で決めます。 (1)人工生殖で生まれた子の親子関係 (2)予防接種被害と救済 (3)個人情報保護法と医療 (4)ヘルシンキ宣言、臨床研究、倫理委員会 (5)終末期医療とプロセス・ガイドライン (6)医療過誤訴訟 (7)人体試料と法の考え方 (8)医師法21条 (9)救急車と正義
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授業の進め方 |
初回は自己紹介と今後の分担についての話し合いです。 2回目に教員が模擬報告をします。 3回目以降は、参加者による報告と討論です。毎回、報告者とは別に司会進行役を立て、また、基本文献については全員に読んできてもらいます。 最終的に、各自の選択したテーマについて8000字程度のレポートをまとめてもらう予定です。 |
教科書・参考書等 |
参考書として、 樋口範雄『医療と法を考える(正・続)』(有斐閣、2007・2008年) を挙げておきます。授業計画で挙げたテーマはここから選びました。ただし、法学教室という雑誌に連載されたものであり、コピーで十分間に合いますから、本を買う必要はありません。 |
成績評価の方法・基準 |
出席と各回の発言、報告および司会進行、そしてレポートが評価対象となります。欠席・遅刻の多い場合や、報告やレポートが脱落した場合、単位を認定することはできません。 |
その他(質問・相談方法等) |
毎回の授業終了後に質問などを受け付けます。
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過去の授業評価アンケート |
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