●コアセミナー【法政基礎演習 I 】

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
●コアセミナー【法政基礎演習 I 】
標準年次
1
講義題目
医療と法を考える
開講学期
前 期
担当教員
小池 泰
単位数
2単位
教  室
大会議室
科目区分
基幹教育科目
履修条件
積極性と自主性を持っていることを望みます。
授業の目的
「医療と法」を題材にして、
(1)情報の集め方について学ぶこと
(2)情報の分析の仕方について学ぶこと
(3)議論の方法について学ぶこと
(4)自分の意見を説得的に文章にまとめる技術について学ぶこと
といったコアセミナーに共通する学修目的を達成することです。
授業の概要・計画
「医療と法」について、以下のテーマを扱います。順番は一回目の講義で決めます。
(1)人工生殖で生まれた子の親子関係
(2)予防接種被害と救済
(3)個人情報保護法と医療
(4)ヘルシンキ宣言、臨床研究、倫理委員会
(5)終末期医療とプロセス・ガイドライン
(6)医療過誤訴訟
(7)人体試料と法の考え方
(8)医師法21条
(9)救急車と正義
授業の進め方
初回は自己紹介と今後の分担についての話し合いです。
2回目に教員が模擬報告をします。
3回目以降は、参加者による報告と討論です。毎回、報告者とは別に司会進行役を立て、また、基本文献については全員に読んできてもらいます。
最終的に、各自の選択したテーマについて8000字程度のレポートをまとめてもらう予定です。
教科書・参考書等
参考書として、
樋口範雄『医療と法を考える(正・続)』(有斐閣、2007・2008年)
を挙げておきます。授業計画で挙げたテーマはここから選びました。ただし、法学教室という雑誌に連載されたものであり、コピーで十分間に合いますから、本を買う必要はありません。
成績評価の方法・基準
出席と各回の発言、報告および司会進行、そしてレポートが評価対象となります。欠席・遅刻の多い場合や、報告やレポートが脱落した場合、単位を認定することはできません。
その他(質問・相談方法等)
毎回の授業終了後に質問などを受け付けます。
過去の授業評価アンケート