履修条件 |
「国際社会」、「国際法」、「国際関係」、「グローバル・ガバナンス」等、国境を超える様々な国際的問題に興味を持っている者。特に、これらの問題に対して自分なりの明確な「観点」(世界観)を追求してみたい者。 |
授業の目的 |
この授業は「国際社会」の形成と発展過程、そしてその作動原理を「法」(規範)と「政治」(権力)の観点から分析することにより、参加者たち各々が自分の「観点」または「世界観」を探すことを目的とする。 |
授業の概要・計画 |
この授業は、「理論」・「歴史」・「事例分析」・「自分の観点の確定」など四つの部分から構成される。 (一)「理論」:「国際社会」に関する様々な「観点」(世界観)を紹介する。参加者はこれらの「観点」(世界観)を参考にしながら、自分の「観点」(世界観)を探す。 (二)「歴史」:近代ヨーロッパの形成とそれの全世界への拡大、東アジアの国際社会への編入、そして20世紀における国際社会の発展過程を勉強しながら、自分の「観点」(世界観)を検証する。 (三)「事例分析」:参加者は三つ又は四つのグループに分かれ、人権、環境、通商、テロリズム、核問題、国連、麻薬問題など、各々が興味を持っている国際問題について共同研究を行い、自分の「観点」(世界観)から分析する。 (四)「自分の観点の確定」:以上のような講義・議論・発表に基づいて、「国際社会」に対する参加者一人一人の「観点」又は「世界観」を探し、それを明らかにする。
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授業の進め方 |
(一)教官による講義 (二)学生による共同研究及び共同報告 (三)グループ討論 (四)全員が参加する全体討論 |
教科書・参考書等 |
特になし。毎回講義のレジュメ、必要な資料・論文などのコピーを配布する。 |
成績評価の方法・基準 |
出席・授業の態度・議論・発表などを総合的に評価する。 |
その他(質問・相談方法等) |
質問・相談は随時受け付ける。メールや研究室の訪問も歓迎。 |
過去の授業評価アンケート |
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