●法政基礎演習 II

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
●法政基礎演習 II
標準年次
2
講義題目
抵抗と合意形成
開講学期
前 期
担当教員
レビン小林 久子
単位数
2単位
教  室
106
科目区分
入門科目
履修条件
特別な条件はない。学ぶことに学生らしい熱意があり、暗記ではなく、思考する楽しさを知りたいと思っている学生を歓迎します。本演習では、学生の個人的思考だけでなくクラス全体としての思考も合意形成という実践を通じて行う。クラスメートと一緒に一つの合意に向かって議論する楽しさを経験したいと考えている皆さん、どうぞこちらへ!
授業の目的
目的は三種類あり、まず、学生の読み、思考し、発表する力を育成すること、またそのような読み、考え、発表する活動を学生が楽しめること、それが第2の目的です。そのため、ディベートではなく合意形成を練習します。クラスの少数意見を切り捨てるのではなく、どのようにクラス全体として異なる意見をまとめていくのかを実践し、学ぶこと、これが第3の目的です。
授業の概要・計画
本演習は次のような計画で進行します。途中、計画の見直しをゼミ全体で行い、変更することが決まれば変更します。

第1回 − オリエンテーション、自己紹介、活動(コンパや旅行)について話し合う、世話役の決定、読む文献の紹介と発表担当者の決定、合意形成の基本について担当教員の講義

第2回 − 抵抗に関する講義

第3回から第5回 − 議論と合意形成

第6回 − 見直し

第7回から最後 − 議論と合意形成
授業の進め方
本演習は、学生が個人的に行う準備とクラス全体の合意形成という2種類の勉強から構成されている。

毎週、教員が用意した抵抗に関する文献リストから1冊選び読み、1ページほどのレポートを作成する。クラス全体でその文献について議論し、それが何を主題としているのか、クラスの合意を形成する。そのときの話し合いは学生が順番で行い、合意形成の技法を学ぶ。
教科書・参考書等
本演習では、毎週1冊文献を読むがそのリストは最初のクラスで配布され、コピーや購買についてもそのとき話し合われる。
成績評価の方法・基準
評価は次の2点を考慮して行われる。

1− 毎回のレポート(60%)
2− クラスの出席と発表(40%)
その他(質問・相談方法等)
質問や相談は毎クラス後に受ける。
過去の授業評価アンケート  2008年度前期