履修条件 |
特になし。 |
授業の目的 |
労働法は、重要な法律科目の一つであるとともに、就職を目前にしている皆さんにとっては、最も身近であり、ぜひ身につけておきたい法分野である。そこで、労働法の基本構造と基礎理論を習得するだけでなく、特に労働判例の学習を通じて、雇用・労働問題に関する実務的な解決能力を身につけたい。 |
授業の概要・計画 |
教科書に即して、労働法の全体像、重要課題、解釈法理を学んでいく。 教科書の体系では、「第1編 労働法の基本構造」、「第2編 労働契約」、「第3編 労働条件」、「第4編 労使関係」と進展するが、第1回講義では、最初に、労働紛争の解決制度について説明する。(重要な情報だから、第1回だからといってサボらないように。) 判例や資料については、講義ごとに、適宜プリントを配布する予定である。
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授業の進め方 |
毎回の授業は、教科書に即して進めるので、教科書を読むなどして予習をしてくこと。授業では、読んで理解できなかったことを確認するくらいの気持で、参加すること。 教科書は全24章から成り立っているので、ほぼ1回1章の割合で進行する。 |
教科書・参考書等 |
野田 進編著『判例労働法』(有斐閣、2009年) 本書は、4月末に刊行予定なので、最初の数回は、詳しいレジュメを配布する。 |
成績評価の方法・基準 |
学年末に、ふつうに試験を実施。教科書持ち込んだ上で、さらに応用的な事例問題を予定している。 |
その他(質問・相談方法等) |
質問や相談については、公開されているアドレスに連絡してください。大学にいる限り、対応します。 |
過去の授業評価アンケート |
2008年度前期 |