国際海法の基本的な事項について一般的な理解を与える事を目的とする。授業では、国際海法の最重要論題 (具体的には 「定期傭船契約」 「船荷証券」 「海上物品運送」 「海難救助」 「衝突」 「海洋汚染」「海上保険」 等)の比較法的分析に焦点を合わせる。 また、 国際海法の基礎知識のない受講者の為に、 入門的な講義も行う。 後期は、国際商事契約上のいくつかの論点について議論する。具体的には、ウィーン国際売買条約や国際商事契約に関するユニドロワ原則と、日本の契約法との比較を行う。また、国際商事契約に関連する他の問題や事例等についても検討する。 |