履修条件 |
特になし。ただし、商法総論を受講していた方が望ましい。 |
授業の目的 |
多くの取引には何らかのかたちで企業が当事者となっている。企業間取引は、その特質から民法と異なった規定が置かれているし、企業と消費者との取引は、特別法でしかるべきハンデが企業に課される。また、ある種の事業では、相手方の属性を問わず、特別な取り扱いが規定されている。本講義では、このような企業取引関係規定の概要およびその現実の適用について学ぶ。 |
授業の概要・計画 |
第1回 商行為法概要・商事売買 第2回 商人間の決済:交互計算 第3回〜第4回 法人格のない事業集団:匿名組合とLLP(持分会社との比較) 第5回〜第6回 他人の取引のための取引:仲立と問屋 第7回〜第8回 物流の諸相:運送・運送取扱人・倉庫 第9回 商事寄託と場屋営業 第10回〜第12回:消費者取引の現在 第13回 銀行取引
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授業の進め方 |
講義による。可能な限り事例を中心に扱う。 |
教科書・参考書等 |
教科書:蓮井良憲・西山芳喜編『入門講義商法総則・商行為法』法律文化社(商法Uと同じ) 一応指定するが、別に講義中使うわけでもないので、別に好みの教科書があればそれを使っても何ら異論はない。
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成績評価の方法・基準 |
定期試験の点数のみで判断する。 |
その他(質問・相談方法等) |
(質問・相談方法等):講義後質問するか、または本務校に直接ご連絡を。 |
過去の授業評価アンケート |
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