履修条件 |
留学生対象です。日本人学生も歓迎しますが、単位にはなりません。 |
授業の目的 |
2つの主要な目的があります。@新聞報道を通して今日の日本社会の問題を理解する、A日本語の語彙の強化、表現力の強化、日本語による口頭発表の習得。 一般的に、授業では発言の機会が決して多くないであろう留学生に、自由な議論の機会を与えることも目的のひとつです。 |
授業の概要・計画 |
時事問題を通して、その背後にある問題の構造や日本社会の在り方、歴史への理解を深め、今日の日本社会と日本人を理解する手掛かりを得る。さらに、日本社会を観察することで、自国をより客観的に理解する一助とする。 毎週、日本の主要新聞のトップ記事もしくは社説を題材に、問題の要点や背景を議論する。単なる感想ではなく密度の濃い議論のために、分析力、洞察力、議論の構築力を養成することを目指す。 |
授業の進め方 |
あらかじめ毎週の担当者を指名しておき、各担当者は、日本の主要新聞をひとつ選び、自分の担当する週一週間分のトップ記事(もしくは社説)を要約して紹介する。さらに、ひとつの記事(社説)を選び、問題の焦点、背景、社会の反応などの解説を加える。その報告をもとに、クラス全員で議論をする。 参加者の人数によって、毎週1名もしくは2名が担当者となる。
試験は課さない。学期末に、日本社会に関する主題で、8,000字以内のレポートを提出する。 |
教科書・参考書等 |
日本の主要な新聞。
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成績評価の方法・基準 |
授業での報告、討論: 50% 学期末レポート: 50% |
その他(質問・相談方法等) |
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過去の授業評価アンケート |
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