履修条件 |
人権、環境、通商、テロリズム、核、国連、麻薬問題など国境を超える様々な国際的な問題に興味を持っている者。特に、これらの問題に対して自分なりの明確な観点又は世界観を探してみたい者。 |
授業の目的 |
国際社会の作動原理を「法」(規範)と「政治」(権力)の観点から分析することにより、参加者たち各々が自分の世界観を自分の頭で考えてみる。 |
授業の概要・計画 |
この授業は、「世界観の紹介」・「グループ討論」・「事例分析」・「自分の世界観」など四つの部分から構成される。 (一)「世界観の紹介」:国際社会に関する様々な世界観を紹介する。参加者はこれらの世界観を参考にしながら、自分は如何なる世界観を持っているのかを考えてみる。 (二)「グループ討論」:参加者は三つ又は四つのグループに分かれ、メンバー各々の世界観について意見交換を行いながら、グループ共通の世界観を立てる。 (三)「事例分析」:各グループは、人権、環境、通商、テロリズム、核、国連、麻薬問題など、メンバー達が共通に興味を持っている国際問題の事例分析を通じて、自分達が立てた共通の世界観が論理的に正しいということを立証できる証拠を探す。 (四)「自分の世界観」:以上のようなグループ討論や事例分析に基づいて、国際社会に対する参加者一人一人の世界観を明らかにして行く。 |
授業の進め方 |
(一)教員による講義 (二)学生による共同研究及び共同報告 (三)グループ討論 (四)全員が参加する全体討論 |
教科書・参考書等 |
特になし。毎回講義のレジュメ、必要な資料・論文などのコピーを配布する。 |
成績評価の方法・基準 |
出席・授業の態度・議論・発表などを総合的に評価する。 |
その他(質問・相談方法等) |
質問・相談は随時受け付ける。メールや研究室の訪問も歓迎。 |
過去の授業評価アンケート |
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