履修条件 |
特になし |
授業の目的 |
刑事訴訟法の理念、原則、構造を踏まえて、刑事訴訟法上の問題点について問題の所在を把握し、その解決の筋道を理論的に説明することができるだけの刑事訴訟法の体系的理解を獲得することを目的とする。 |
授業の概要・計画 |
捜査、起訴、公判(第1審)、(第1審の終局)裁判の各手続について重要論点を取り上げて、解説を加える。捜査手続では、職務質問、捜査の原則と構造、捜索・差押・検証、逮捕・勾留、取調べ、被疑者の防御権(黙秘権と弁護権)を、起訴手続では起訴の原則と抑制手段、訴因制度と審判対象論、訴因の特定と変更を、公判手続では証拠法(証明の方式と挙証責任、自白法則と補強法則、伝聞法則、違法収集証拠排除法則)を、終局裁判では裁判の効力を取り上げる予定である。憲法論の視点を解釈に貫くことに留意したい。 |
授業の進め方 |
原則として、教科書に沿って講義形式で進める。レジュメを用いることもある。 |
教科書・参考書等 |
白取祐司『刑事訴訟法』(最新版、日本評論社)、刑事訴訟法判例百選・第8版 *既に他の体系書を使っている人は、その本を使用してよい。
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成績評価の方法・基準 |
筆記試験を行う。 |
その他(質問・相談方法等) |
8/17(2〜5限),8/18〜21(1〜4限),12/27〜28(1〜5限)
教室変更の可能性がありますので,掲示に注意しておいてください |
過去の授業評価アンケート |
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