判例研究は、@事実の概要、A判旨、B研究(判例と学説の動向)および批評という手順で行います。 @とAでは、事実や判旨の中から何を取りだし、どのように論点の整理をするかが課題です。この作業には、一定の約束事と訓練が必要です。 さらに、Bの「研究」、「批評」においては、関連判例や文献の読み込むとともに、自分の再構成の作業が必要です。「論じる」という作業に、挑んでください。 これらを、自分の作業と討議を通じて、皆さんの自学自習と共同作業により修得していただきたい。 教員(=私)は、困ったときのアドバイザーに徹しようと思います。 |