○高年次教養（政治と法）

授業科目名	○高年次教養（政治と法）	標準年次	1・2
講義題目	高年次教養（法と政治）	開講学期	後　期
担当教員	李　弘杓	単位数	2単位
教　　室	103	科目区分	基幹教育科目

履修条件	別になし
授業の目的	本講義では、21世紀の世界経済および政治の中核としてこの地域が台頭する可能性につい て考察することに始まり、東アジア諸国の国際社会における地位の確立と21世紀の国際政 治学および経済における役割の可能性について詳細に述べていく。これに並行して、地域 主要国の2カ国間関係の変遷を今日の問題と冷戦後の環境に焦点を置き広範囲に検証する。 また、この講義は、将来東アジ地域の安定と繁栄を脅かしうる要因と看做されている朝鮮 半島問題、台湾海峡問題、および南中海（South China Sea）問題ついても検討する。最後 に、この講義は21世紀の東アジア地域秩序を模索する脈絡で、脱冷戦期に加速化している 地域経済統合の動きがこの地域の安全保障秩序に及ぼす影響についても分析しながら、東 アジアにおける日本の役割についても特べつな関心を寄せていく。
授業の概要・計画	1．　講義紹介：東アジアの台頭−地域の新秩序 2．　脱冷戦期東アジア地域の国際関係：趨勢と懸案 4．　脱冷戦期米国の外交・安保戦略と東アジア地域の国際関係 4．　脱冷戦期日本の外交・安保戦略と東アジア地域の国際関係 5．　脱冷戦期中国の外交・安保戦略と東アジア地域の国際関係　 6．　21世紀東アジア地域の国際関係：米国・日本関係 7．　21世紀東アジア地域の国際関係：米国・中国関係 8．　21世紀東アジア地域の国際関係：日本・中国関係 9．　21世紀東アジア地域の国際関係：朝鮮半島2カ国 10．21世紀東アジア地域の国際関係：中国・台湾関係 11．21世紀東アジア地域の国際関係：中国と朝鮮半島2カ国 12．東アジア地域における新しい動き：多国間安全保障体制の模索 13．東アジア地域における新しい動き：多国間経済協力体制の模索 14．将来への展望：21世紀の東アジアの国際秩序 15. まとめる：東アジア地域の今後
授業の進め方	主に講義
教科書・参考書等	参考書：　『東アジア戦略概観2010年』（防衛省防衛研究所）
成績評価の方法・基準	筆記試験によるが、出席状況などを加味
その他（質問・相談方法等）
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