履修条件 |
特にありません。 |
授業の目的 |
コアセミナー全体の共通目標は以下の通りです。 (1)情報の集め方について学ぶこと (2)情報の分析の仕方について学ぶこと (3)議論の方法について学ぶこと (4)自分の意見を説得的に文章にまとめる技術について学ぶこと
このゼミでの個別目標は、「判例を読み解く基本的な方法を学ぶこと」にします。 法学を学ぶ際には、多くの(固い)文章を読まなければいけません。また、それを読み解くには、文学作品などを読むときとはかなり異なった読み方を知っておく必要があります。特に、裁判所が個々の事件に対して言い渡す判決文(その一部を判例と呼びます)を、正確に読み解くためには、いろいろな前提知識や経験が必要です。しかし、法学学習を始めるに当たって、徒手空拳でこれに臨むのは大変で、最初にその読み方のガイドラインぐらいは知っておきたいものです。 そこでこのゼミでは、後の法学学習の際に困らない程度の判例読解を経験して、そこから法学の全体像を見渡すことができればと思います。
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授業の概要・計画 |
詳細は参加者と協議をして決めますが、主にテキスト(後掲)から重要判例を選び、それに沿って進めたいと思います。 ただし、教員は民事法(民事訴訟法)の専門ですので、選択する判例は民事法に偏る可能性が高いことをご了解願います。 |
授業の進め方 |
最初の数回は、教員の講義形式によります。 残りは、参加者数名でグループを作り、事前に担当判例およびその周辺情報を調べ、ゼミの冒頭で報告してもらいます。その後、全員で担当判例についてディスカッションを行います。 |
教科書・参考書等 |
具体的には初回ゼミにアナウンスしますが、現在のところ以下のテキストを考えています。 西村健一郎・初宿正典・西井正弘『判例法学〔第4版〕』(有斐閣・2005)
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成績評価の方法・基準 |
ゼミへの出席、参加態度、レポート内容等を総合的に評価します。
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その他(質問・相談方法等) |
随時メールにて質問を受け付けます(メールアドレスは、教員一覧参照)。 |
過去の授業評価アンケート |
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