履修条件 |
ドイツ語履修者。 |
授業の目的 |
ドイツ語の読解力の向上を目指します。特に文法を厳密に踏まえながら、内容を正確に読み解けるようになることを目指します。また、1989年から1990年にかけて活動した東ドイツの市民運動のビラを精読していきます。 ベルリンの壁が崩壊して、20年以上が経ちますが、現時点から東ドイツの市民運動が掲げた理念や要求はいかなるものであったのか、をビラを通して再検討していきます。統一以外の選択肢はあったのか、あるとしたならば、それはいかなる内容で、どの程度実現可能であったのかについても、精読を通して考えていきます。 |
授業の概要・計画 |
ベルリンの壁崩壊前後、東ドイツの市民運動が配布していたビラ(タイプ刷り)を精読していきます。受講者の実力に応じて、1回あたりに読む分量を決める予定です。平均的に1回の授業では、1ページ程度を予定しています。 |
授業の進め方 |
毎回参加者全員に音読の上、日本語に訳出してもらいます。その際、必要に応じて文法的な説明並びに東ドイツの歴史や統一をめぐる研究動向についても解説していきます。 |
教科書・参考書等 |
Demokratie Jetzt. Zeitung der Buergerbewegung, Nr.1 vom Oktober 1989; Nr.2 vom Oktober 1989; Nr.3 vom November 1989. |
成績評価の方法・基準 |
平素。それ故、無断欠席、遅刻は一切厳禁です。欠席する場合は、必ず事前に連絡をしてください。無断欠席は3回で除籍とします。また、遅刻の場合は、平常点から5点を差し引きます。 |
その他(質問・相談方法等) |
大学院との共同授業となります。 テキストは初回に配布します。 |
過去の授業評価アンケート |
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