履修条件 |
フランス語の基礎的な文法を理解している者。第二外国語としてフランス語を履修したことのある者が望ましいが、たとえば春休み中など、初回授業までに一通り文法を自習しておくのであれば、未習者でも参加を妨げない。 学年は問わない。また大学院生・他学部生の受講も認める。 なお、人数に余裕がある限り上級者の参加も妨げないが、授業は初級者・中級者を対象として行う。 |
授業の目的 |
社会科学の学習・研究のためにフランス語を利用することができるようになること。辞書さえあれば必要な文献を読み理解することができるようになることを目指す。 フランス語文法を正確に理解していない者が、正しいフランス語を利用することは永遠に不可能である。外国語の習得に際して、「習うより慣れろ」という格言があてはまるのには限度がある。文法の弱い人間は、慣れたところでたかが知れているのである。要すれば、「一に文法、二に文法」である。 |
授業の概要・計画 |
毎回 Le Monde, Libération, Le Figaro などの新聞から解説記事をコピーして配布するので、参加者は各自で和訳をしてくること。そのうえで、授業では各自が訳文を発表し、全員で詳細に検討する。できるだけフランス語文法の詳細な解説に時間を割くようにする。 |
授業の進め方 |
参加者全員が事前に十分に和訳をしてくることを前提として、その結果を全員で細かく検討する。希望者には発音の指導もする。 |
教科書・参考書等 |
とくになし。講読する資料はこちらでコピーのうえ、配布する。
・仏和辞典としては、『新スタンダード仏和辞典』(大修館書店、1987年)、『ロワイヤル仏和中辞典〔第2版〕』(旺文社、2006年)を薦める。 ・フランス語文法について分からないことがあれば、朝倉季雄(木下光一校閲)『新フランス文法事典』(白水社、2002年)が頼りになる。 ・体系的にフランス語文法を詳しく解説したものとして、目黒士門『現代フランス広文典』(白水社、2000年)がある。 |
成績評価の方法・基準 |
平常点による。無断欠席は認めない。 |
その他(質問・相談方法等) |
初回配布資料の準備のため、参加もしくは初回の見学を希望する学生・院生は、なるべく早く、遅くとも4月17日(火)までに、南野までメールにてその旨を連絡すること。その際、これまでのフランス語学習歴等、自分のフランス語能力についての簡単な自己評価を合わせて記載されたい。 授業に関する質問等も同様にメールで寄せること。直接研究室に来られても歓迎する。 |
過去の授業評価アンケート |
|