●ローマ法T

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
●ローマ法T
標準年次
3・4
講義題目
ローマ法史
開講学期
前 期
担当教員
五十君 麻里子
単位数
2単位
教  室
104
科目区分
展開科目
履修条件
特になし。
授業の目的
現在多くの国の私法のルーツとなっているローマ法が、いかに成立し、展開していったのかを知るとともに、ローマ共和政、元首政、專主政期の制度や刑事法を概観する。
授業の概要・計画
第1回:イントロダクション
第2回:ローマ法の背景 〜12表法まで
第3回:ローマ法の背景 〜共和政まで
第4回:共和政下のres publica
第5回: 共和政下の刑事裁判
第6回:元首政の成立
第7回:元首政下の刑事裁判
第8回:ローマ法の背景 〜古典期
第9回:市民法と名誉法/万民法
第10回:学説法
第11回:後古典期のローマ法
第12回:中世西ヨーロッパ地域のローマ法
第13回:現代のローマ法
第14回:エクスクルス・ローマ喜劇と法
第15回:予備日
授業の進め方
講義形式。12表法から古典期、後古典期、『ローマ法大全』の編纂、ビザンツ法学まで、公法・刑事法にも触れながらその法の展開を概説する。
教科書・参考書等
教科書を貸与するほか、参考図書を第1回目講義時に指示する。
成績評価の方法・基準
試験による。ただし受講者数によってはレポートや口頭試問で評価することもある。
その他(質問・相談方法等)
とりわけ政治学や歴史学に興味のある学生や、法をより深く学びたい学生を歓迎する。なお、EU-DPs科目として、九大法学部以外の学生の皆さんにも履修し易い科目となるよう、心がけている。
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