履修条件 |
特になし。 |
授業の目的 |
現在多くの国の私法のルーツとなっているローマ法が、いかに成立し、展開していったのかを知るとともに、ローマ共和政、元首政、專主政期の制度や刑事法を概観する。 |
授業の概要・計画 |
第1回:イントロダクション 第2回:ローマ法の背景 〜12表法まで 第3回:ローマ法の背景 〜共和政まで 第4回:共和政下のres publica 第5回: 共和政下の刑事裁判 第6回:元首政の成立 第7回:元首政下の刑事裁判 第8回:ローマ法の背景 〜古典期 第9回:市民法と名誉法/万民法 第10回:学説法 第11回:後古典期のローマ法 第12回:中世西ヨーロッパ地域のローマ法 第13回:現代のローマ法 第14回:エクスクルス・ローマ喜劇と法 第15回:予備日 |
授業の進め方 |
講義形式。12表法から古典期、後古典期、『ローマ法大全』の編纂、ビザンツ法学まで、公法・刑事法にも触れながらその法の展開を概説する。 |
教科書・参考書等 |
教科書を貸与するほか、参考図書を第1回目講義時に指示する。 |
成績評価の方法・基準 |
試験による。ただし受講者数によってはレポートや口頭試問で評価することもある。 |
その他(質問・相談方法等) |
とりわけ政治学や歴史学に興味のある学生や、法をより深く学びたい学生を歓迎する。なお、EU-DPs科目として、九大法学部以外の学生の皆さんにも履修し易い科目となるよう、心がけている。 |
過去の授業評価アンケート |
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