民法V【債権総論・担保物権法】

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
民法V【債権総論・担保物権法】
標準年次
3・4
講義題目
債権総論・担保物権法
開講学期
前 期
担当教員
田中(教)・小池  (田中教雄・小池 泰)
単位数
4単位
教  室
201
科目区分
基盤科目
履修条件
 民法T・Uを履修していることが望まれます。
授業の目的
 債権総論・担保物権の基礎的な知識を習得することを目的とします。
授業の概要・計画
(1)火曜日は、担保物権法の講義を行います。予定は以下の通りです。
  第1回:担保とは何か
  第2回:抵当権の設定
  第3回:抵当権の効力(1)
  第4回:抵当権の効力(2)
  第5回:抵当権の実行(1)
  第6回:抵当権の実行(2)
  第7回:根抵当権
  第8回:抵当権のまとめ
  第9回:質権
  第10回:留置権
  第11回:先取特権、仮登記担保
  第12回:譲渡担保(1)
  第13回:譲渡担保(2)、所有権留保
  第14回:担保物権法のまとめ
  第15回:予備日

(2)金曜日は,債権総論の講義を行います。予定は以下の通りです。
  第1回:はじめに,物権と債権,債権の目的
  第2回:弁済(1),受領遅滞,更改,免除,混同
  第3回:債務不履行の責任等(1)
  第4回:債務不履行の責任等(2)
  第5回:債務不履行の責任等(3)
  第6回:債権者代位権
  第7回:詐害行為取消権
  第8回:相殺
  第9回:債権譲渡(1)
  第10回:債権譲渡(2)
  第11回:債権譲渡(3)
  第12回:保証(1)
  第13回:保証(2),弁済(2)
  第14回:多数当事者の債権関係
  第15回:債権総論の諸問題
授業の進め方
(1)担保物権法
 簡単なレジュメを配布し、それに沿って講義形式で行います。講義には教科書(どれか1冊でよい)・六法は必携です。
(2)債権総論
「講義資料」に沿って講義形式で行ないます。
 講義には,教科書・六法・「講義資料」を持参してください。
教科書・参考書等
【教科書】
内田貴『民法V 第3版』(東京大学出版会)。
 なお、担保物権法に関しては、道垣内弘人『担保物権法 第3版』(有斐閣)または清水元『担保物権法 補訂版』(成文堂)でもよい。

【参考書】
『民法判例百選T(総則・物権)・U(債権)第6版』
成績評価の方法・基準
 定期試験のみで行ないます。
その他(質問・相談方法等)

 質問などについては,授業終了後に受け付けるほか,オフィス・アワーを利用してください。(田中・小池)
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