履修条件 |
充分な準備をして出席し,積極的に討論する人の参加を歓迎します。
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授業の目的 |
『百選』の序にあるように,条文だけでは捉えることができない民法の現実の姿を学んでもらうとともに,判例の読み方及び民法の具体的な事件への適用のあり方を学習してもらうことが目的です。
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授業の概要・計画 |
『民法判例百選』に掲載されている判例を詳細に検討します。今年は「物権」に関する判例を取り上げる予定です。原則として毎回1つの判例を取り上げて検討します。報告が不十分な場合には次回に持ち越される場合もあります。 |
授業の進め方 |
参加人数にもよりますが,3人から5人程度のグループを作り,取り上げる判例を分担します。割り当てられた判例について,第1審判決から最高裁判決にいたるまで事実認定及び判決を調査してもらい,また,『百選』の解説部分を参考にして,法的問題を明らかにするとともに,関連する判例や文献についても調査をしてもらい,報告してもらいます。報告担当者の報告の後,全員で討論します。 討論が盛り上がった場合には(?),時間が多少延長されることがあります。 |
教科書・参考書等 |
『民法判例百選T 総則・物権[第6版]』有斐閣 文献の調べ方・読み方,報告の仕方などについては,参考資料を配布します。
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成績評価の方法・基準 |
出席,報告,討論,受講態度,貢献度を総合して評価します。 |
その他(質問・相談方法等) |
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過去の授業評価アンケート |
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