履修条件 |
※以下のシラバス全体を、よく読んで、参加申込書の「志望理由」を書いてください。
(1)「問題」を欲している方、あるいは「問題」を適切に「かたち」にできるようになりたいという意欲をもっている方。 (2)言葉の力をたくましくしたいという意欲を持っている方。 (3)問題の「現場」を「楽し」める方(現場には厳しい現状と、どうしようもない無力感と、しかし魅力的な人々との出会いがあります)。 (4)知的好奇心の旺盛な方。 (5)ゼミ履修上の「義務」を果たそうと誠実に努力する方。 (6)サブ・ゼミや法律系ゼミとのかけもち参加歓迎です。2011年度は3名が法律系ゼミとのかけもちでした。 (7)過去と同様に、月例で弁護士のみなさんと社会問題についての調査・討議・合宿などをおこないます。法曹志望の方、大歓迎です。 (8)単位はいらないけれど参加したいという方、大歓迎です。例年1〜3名は単位のいらない参加者です。 ※また毎年、21世紀プログラムをはじめとして、他学部の学生さんがかならずいます。2011年度は21プロと文学部の方が参加していました。 |
授業の目的 |
(1)私たちのゼミの目的は、何よりも、「世界は広く複雑で、そこには面白い人たちがいる」ということを学ぶことです。 参考までに、2011年度に語り合った人たちは下記のような人たちです。 他大学の教員と学生、弁護士(司法修習生)、自治体(元)首長、自治体議員、記録作家、新聞記者、編集者、映画監督・・・。
(2)以上のような出会いと交流を通じて、広い意味での「政治」について議論していきます。また、そのために必要ないくつかの技法を学んでいきます。
(3)上記の「技法」としては、読むこと、インタビューすること、調べること、聞くこと、語ること、書くことなど、コミュニケーションのすべての局面にわたるものが含まれます。
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授業の概要・計画 |
(1)前期は前年度(2011年度)からのテーマである「性愛・ジェンダー・家族の政治学」をひきつづき学びます。 前年度から参加しているみなさんで、テキストを選定しています。 (2)後期のテーマについては、夏休みの合宿で、翌年度前期までの一年間を対象として新たに、みんなで話し合って決めます。 テキストもみんなで相談して決めます。 (3)卒業生を交えての同窓会ゼミや、弁護士や他大学の教員・学生と交流する催し物があります。
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授業の進め方 |
(1)授業の内容はテキストの輪読と討論、現地調査の実施と討論の二つに大きく分けられます。 (2)通常のゼミでは、あらかじめメーリングリストで流しておいた疑問点や論点を整理したレジュメをもとに討議します。 (3)現地調査・合宿は、その都度に幹事を決定し、幹事を中心に約束のとりつけ、宿所の確保などをおこない実施します。 (4)以上の活動に織り交ぜて、ゼミ論作成のための討議もおこないます。 |
教科書・参考書等 |
来年度前記のテキストは、今年度参加者で来年度も参加する人たちを中心に、以下のものになりました(読む順)。 加藤秀一『ジェンダー入門』朝日新聞社 加藤秀一『恋愛結婚は何をもたらしたか』ちくま新書 天野正子編『男性学』岩波書店 ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル』青土社 Drucilla Cornell, “At the Heart of Freedom”, Princeton University Press |
成績評価の方法・基準 |
(1)ゼミ論文(1万字以上):35点 年に3回ほどゼミ論文構想検討会をおこないます。また原則として10月締め切りの『学生法政論集』に応募してもらい、それを元にゼミ論を完成してもらいます。 ※2010年度からゼミ論文に替えて、ゼミ・ドキュメンタリー(15分以上30分以内の映像作品)を提出することもできます。
(2)ゼミでの報告と質疑への参加:35点 ゼミでおこなった報告の内容を総合して判断します。
(3)ゼミおよび諸行事への参加状況:30点 ゼミおよび諸行事への出席状況を勘案して採点します。 ※無断欠席と無断遅刻は、大幅に減点します。欠席や遅刻は、原則として前日までにメーリングリストで届けなければなりません。 |
その他(質問・相談方法等) |
(1)ゼミの相談はメーリングリストでもおこないます。参加者は携帯以外のメールアドレスを持ってもらう必要があります。 (2)授業時間の「延長」が恒例になっていますので、ゼミの後の時間に授業やバイトを入れない方が良さそうです。 |
過去の授業評価アンケート |
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