履修条件 |
(1)昨年秋に開講された紛争管理論を履修していること。加えて(2)紛争というごく人間的な行いに興味がある学生、 (3)学外活動に興味があり、時間もとれる学生を歓迎します。 |
授業の目的 |
本ゼミは紛争研究の基礎固めと位置づけし、ゼミ生は、昨秋の紛争管理論の講義で習得した理論が現実の紛争の場でどのように生かされるのかを@ロールプレイを通じて体感し、A文献を読み、紛争に関する総合的な知識を深めます。次にB小中学生向け紛争研修プログラムの制作と実施、社会人向け研究発表、学外調停トレーニングのアシスタント等の活動を行い、学習した知識を社会に向けて発信できるレベルまで高めていきます。そうした研究と活動を通じて、学部生ではありますが、紛争に関しては日本で一流の知識を有し、それについて人前でしっかり語れる能力を備えたゼミ生を育成することを目的としています。 |
授業の概要・計画 |
授業は、クラス内とクラス外とに分かれます。(1)クラス内としては4月ロールプレイの練習があります。Aその間、ゼミ生は、紛争関係の文献を読破します。2012年度は、ゼミ全体としては、修復的司法に関する研究をします。(2)クラス外としては、京都の京極小学校での児童向け研修プログラムの実施、京都土地家屋調査士会向け、長崎調停協会委員向けの研究発表があります。そのためのプログラムや資料はゼミ生が話し合って作成していきます。 |
授業の進め方 |
活動としては次の項目があげられる;
前期 ・ロール・プレイ ・これまで先輩によって制作されたDVD他の研究 ・修復的司法に関する勉強
夏 ・京極小と土地家屋調査士向け研究発表のプログラム について計画立案、制作開始
後期 ・春に読んだ文献について発表 ・京極小、土地家屋調査士会、長崎家庭裁判所での発表準 備と発表
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教科書・参考書等 |
ゼミクラスで読む文献は:
1.修復的正義の今日・明日、細井洋子他編、成分堂、2010。 2.修復的司法の世界、ジョン・ブレイスウエイト著、細井洋子他 共訳、2008. 3.他、講読推薦文献リストを配布 |
成績評価の方法・基準 |
平素の議論、学外研修プログラムへの貢献、積極性などを総合して評価する。 |
その他(質問・相談方法等) |
質問・相談は適時受ける。 |
過去の授業評価アンケート |
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