履修条件 |
労働法の授業をすでに履修したか、履修中であること。 調べること、報告することを、「楽しみたい」こと。
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授業の目的 |
仕事をめぐる様々な紛争について、その解決のあり方を考えます。それを通じて、私たちの生涯の最大のテーマである「仕事」の、法的な意味を考究することになります。 2012年度は、@前半は、各参加者がテーマを設定した上で、学術論文を読み込み・討議することで、労働法上の問題の理解を深めます。A後半は、同じ問題についての最新判例を選別し、その解決のあり方について理解を究めます。 |
授業の概要・計画 |
上述のように、2012年度は少し欲張って、@学術論文、A判例の双方から、問題の理解を深めようと思います。双方を学ぶことで、総合的な知識を得ることができると考えられるからです。 授業の最初に、私が、労働法の分野の一覧と「お勧め文献表」を示しますから、ゼミ生は、とりあえず問題関心に応じて分野を選びます。報告の第1巡は、選んだ分野のグループごとに、協力してひとつの論文の批評を中心とする報告をします。第2巡は、別の文献について、単独でこれを行います。第3巡は、判例研究です。単独で選んだ文献に関連する最新判例を、「事実」「判旨」「検討」という手順で、報告し、批評し合い、討議をします。 |
授業の進め方 |
授業の外枠や方法は教員が設定しますが、内容は、学生間の議論で進行します。 「質問力」、「表現力」(すなわち、コミュニケーション能力)を、身につけてほしいと思います。 また、図書館やネットで調べまくる楽しさを満喫して、調査能力を磨いてください。 |
教科書・参考書等 |
特にありません。「労働法」の教科書ろ法令集で十分です。 |
成績評価の方法・基準 |
報告レポートを中心に、ゼミ論集を作成します。 このレポートや平常点により成績評価します。 |
その他(質問・相談方法等) |
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過去の授業評価アンケート |
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