履修条件 |
アメリカの政治外交、日米関係、国際関係等に興味がある人、日々、新聞を読もうと心がけている人。特に予備知識は入りませんが、授業の討論に積極的に参加して下さる方。 |
授業の目的 |
「すべてを疑うことから学問が始まる」ということをアメリカ政治外交・日米関係・国際関係の諸問題をとりあげながら、一緒に考えることを目的としています。今、世界で何が問題なのか、それを分析するにあたり、どのような視点が必要なのかということを一緒に考えましょう。
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授業の概要・計画 |
A.最初の授業で、「アメリカ政治外交、日米関係、国際関係の中で、あなたが講義をして欲しいテーマ、関心のあるテーマ、疑問に思っている点等」を書いて提出していただきます。それら、受講生の問題関心に沿う形で、講義を組み立てます。この授業は、先生の講義をじっと聞いているものではなく、受講生参加型の授業です。
B.とりあげてみたいテーマをいくつか列挙してみます。 「現在の世界の構造はアメリカ一極体制と言ってもよいですか?」 「どうしてアメリカは日本に軍事基地を置き、日米安保体制を堅持しているのですか?」 「東北アジア地域においてアメリカが最も警戒している国はどこですか?ロシア?北朝鮮?韓国?中国?日本?台湾?その他?」 「どうしてアメリカ合衆国憲法は27の修正条項を付け加えるだけで、200年以上も続き、現在も使われているのですか?その持続性の秘密は何ですか?」 「9.11以降、日本の外交・安全保障政策は質的に変化していったと考えてよいですか?」 「どうしてアメリカで社会主義、共産主義は浸透しなかったのですか?」 「アメリカの保守とリベラルとは何ですか?」他。
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授業の進め方 |
さまざまなテーマに沿って受講生と対話形式で授業を進めたいと思います。知的刺激、知的衝撃を受けながら、人とは異なった見方を身に着けるようになりたいものです。 |
教科書・参考書等 |
『知っておきたいアメリカ意外史』(集英社新書、2010年) |
成績評価の方法・基準 |
授業への貢献:60% 試験: 40%
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その他(質問・相談方法等) |
日程:8/26(月)〜8/29(木) |
過去の授業評価アンケート |
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