履修条件 |
とくにありません。 歴史(西洋史)に関心のある方が望ましいことは言うまでもありませんが、ゼミ論文のテーマは「西洋」・「法」・「歴史」のいずれかに関わるものであればよいことにしています。 |
授業の目的 |
専門文献を正確に読む力を身につけ、論理的思考力を鍛え、自分の理解したところを他人に的確に伝える能力を高めることを目的とします。 また、各自の勉強の成果をゼミ論文にまとめ上げることも大きな目的です。 |
授業の概要・計画 |
前期は全員で専門書を読み、後期は各自の問題関心に基づく自由報告とします。いずれにおいても、担当者作成のレジュメによる報告と、それに対する質問・討論を通して、参加者全員が当該のテーマについて理解を深めることが大事です。 参考までに、平成24年度の場合、前期は、イェーリング著(村上淳一訳)『権利のための闘争』と、カネヘム著(小山貞夫訳)『裁判官・立法者・大学教授』の2冊を熟読しました。後期のテーマはそれぞれ「中世の刑罰」、「キリスト教の『正統』」、「カノン法刑事訴訟成立史」、「ドイツ中世の自治都市」、「異端審問・魔女裁判」、「ヴィクトリア時代の使用人」、「陪審という制度と今後」、「聖職者の特権の世俗化」、「法解釈の『正しさ』について」と多様です。 |
授業の進め方 |
前期・後期とも、あらかじめ決めておいた担当者による報告と、それに対する質問・討論、担当教員による補足説明などによって授業を進めます。 |
教科書・参考書等 |
前期の課題図書については、参加者の間で議論して決定します。 |
成績評価の方法・基準 |
平素の成績(報告および発言)とゼミ論文の評価によります。 |
その他(質問・相談方法等) |
質問・相談などは、メール・電話でアポイントメントをとった上で随時受け付けます。 このゼミの特徴として、毎年夏に、九重にある「研修所」か「山の家」で合宿をおこなっています。久住山(1787m)登山と温泉を楽しみながら、ゼミ生間の親睦をはかるのが目的です。ここ2年は続けて悪天候に見舞われ、登山の代わりに「八丁原地熱発電所」の見学などをしましたが、今年はリベンジを期します。 その他、ゼミ旅行に出かけた年もあります。 ゼミコンパは年数回おこなっています。 これらの行事を通して、先輩・後輩の間で縦のつながりができることを期待しています。 |
過去の授業評価アンケート |
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