履修条件 |
とくにありません。 |
授業の目的 |
1.このコア・セミナーは、少人数のゼミ形式を通じて、以下の4点にわたる勉強の「型」や「フォーム」を体得することを目的としています。 (1)情報の集め方について学ぶこと(リサーチ能力) (2)情報の分析の仕方について学ぶこと(分析能力) (3)議論の方法について学ぶこと(ディスカッション・プレゼンテーション能力) (4)自分の意見を説得的に文章にまとめる技術について学ぶこと(レポート・論文作成能力)
2.この授業はとくに、以下の二つのことを目的としています。一つは、明治以降の日本がどのようなかたちで「戦争」を選んできたか、そしてそれは、法的にどのように評価されるかについて学ぶこと。もう一つは、現在の国際社会において頻発している「武力行使」は法的にどのように評価されるかについて学ぶこと。 |
授業の概要・計画 |
授業は、イントロ、第一部、第二部に分けます。イントロでは、戦争と武力行使についての基礎的な知識を提供します。第一部では、加藤陽子『それでも日本人は戦争を選んだ』を教材として、戦争の歴史を学びます。第二部では、いくつかの武力行使の実例(フォークランド/マルビナス紛争、イラク戦争、シリア戦争など)と裁判所の判決を素材として、現代社会での武力行使のあり方を学びます。 |
授業の進め方 |
イントロ(1回の予定です)はわたくしが講義をします。第一部では、教材の該当箇所を参加者に割り振って発表してもらいます。第二部では、素材ごとにグループを作り、グループによる発表を行います。 |
教科書・参考書等 |
教科書として、加藤陽子『それでも日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社、2009年)を使います。参考図書は授業の中でお知らせします。 |
成績評価の方法・基準 |
授業への参加、授業中の発言・報告、論文などを基準とする予定です。 |
その他(質問・相談方法等) |
メールでの質問を受け付けます。また、個別にアポを取ってもらい、面談に応じることも可能です。アドレスは最初の授業でお知らせします。 |
過去の授業評価アンケート |
|