政治動態分析U・発展【国際政治学】

最終更新日:2013年2月12日

授業科目名
政治動態分析U・発展【国際政治学】
標準年次
3・4
講義題目
国際社会の規範と動態
開講学期
前 期
担当教員
大賀 哲
単位数
4単位
教  室
月:202/木:302
科目区分
展開科目
履修条件
履修条件はありません。
授業の目的
本講義では、国際社会についての私たちの思考を支配してきた国際法秩序と国際政治秩序の交錯を検討し、現代のグローバル社会にも相通ずる国際社会の「規範」と「動態」を理解したいと思います。とくに、国際社会の思考に影響を与えた「国際政治理論」を取り上げ、国際社会の様態を多面的に考察していきます。理論を学ぶことの意義は、(単にそれぞれの理論が何を主張しているのかを覚えるのではなく、)当該理論が如何なる思考過程を経て、特定の結論に辿り着いているのかを検証/又は反証することにあります。本講義では、なるべく多様な理論を取り上げ、(拙速にその良し悪しを判断するのではなく)国際社会についての「問い」の立て方、「答え」の出し方がどのように変わってきたのかを考えていきたいと思います。
授業の概要・計画
第T部 国際社会の基本構造(4回)
1.国際政治学の来歴
2.国際社会の「国際」化
3.戦争違法化と国際法の革命
4.憲法9条(非戦平和思想)の国際的文脈

第U部 国際法共同体と国家主権(6回)
5.国際法の本質と「正しい戦争」
6.国際法と国内法
7.国際社会における分権化/集権化
8.主権国家の国際法上の意義
9.国際社会における戦争の変容
10.正戦論と殲滅戦争

第V部 国際社会の規範―「法による平和」(3回)
11.国際社会における自然法論と「法の支配」
12.国際法学の成立
13.戦争の法制化

第W部 国際社会の動態―「外交による平和」(4回)
14.旧外交と新外交
15.「危機の二十年」とリアリズムの登場
16.外交の復権
17.「法による平和」の限界

第X部 国際政治学の形成(5回)
18.ネオリアリズムの成立
19.パラダイム論争の展開
20.ポスト実証主義の登場と第三論争
21.国際社会の再構築
22.9.11以降のリアリズム

第Y部 国際政治と国内政治の連関(4回)
23.国家理性とヨーロッパの多元秩序
24.内政国家と勢力均衡論
25.近代日本の国際社会論
26.規範と現実の多層性
授業の進め方
講義形式で行ないます。
教科書・参考書等
使用しません。レジュメと参考資料は授業時に配布します。
成績評価の方法・基準
小テスト(10点×3回)+期末試験(100点)を合算し、60点以上に単位を認定します(合計点が100点を超えても100点として評価します。小テスト、期末試験共にすべて持込可)。
その他(質問・相談方法等)
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