履修条件 |
とくになし。ドイツ語の素養は要らない。 |
授業の目的 |
現在わが国で進んでいる債権法改正作業を検討するてがかりとして、ドイツにおける債権法改正作業とその成果とを、個別テーマに即してたどる。 |
授業の概要・計画 |
(1)いま、なぜドイツ法か? (2)ドイツ債権法改正の軌跡 (3)契約の構造と解釈 (4)信義則・付随義務 (5)契約締結上の過失 (6)事情変更と不安の抗弁 (7)約款規制と民法典 (8)贈与の撤回と解除 (9)売主の瑕疵担保責任 (10)消費貸借と暴利行為 (11)安全配慮義務 (12)旅行契約の位置付け (13)委任と事務管理 (14)寄託・レセプツム責任 (15)筆記試験 ※以上の計画は、これを変更することがある。
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授業の進め方 |
まず現行日本民法の諸問題をとりあげる。ついで、わが国における債権法改正案に触れる。以上をふまえて、ドイツ債権法改正を紹介し、日本のそれと比較する。最後に、ふたたび日本民法に立ち返り、今後の債権法改正の在り方を考える。 ドイツ語原文には、日本語訳を添える。 |
教科書・参考書等 |
教科書は、使用しない。毎回配布するレジュメをもって教科書に代える。 参考書は、毎回配布するレジュメに、それぞれのテーマごとに明示する。 |
成績評価の方法・基準 |
講義の最終回に論文筆記試験を実施し、試験の答案でもって成績を評価する。 |
その他(質問・相談方法等) |
年末の集中講義であるが、毎回欠かさず出席してほしい。
日程:12/23(火)〜12/26(金) |
過去の授業評価アンケート |
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