国際文化遺産法特殊講義T

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
国際文化遺産法特殊講義T
標準年次
2・3・4
講義題目
ヘリテージと紛争
開講学期
前 期
担当教員
河野 俊行
単位数
2単位
教  室
三会
科目区分
展開科目
履修条件
世界展開プロジェクトの派遣対象選抜試験に合格したことを原則的条件とする。同プロジェクト派遣対象者でない者も若干名受け入れることがありうるが、その場合は履修志望理由をメールで事前に提出すること。前期・後期の両方を受講することを原則とする。
授業の目的
ヘリテージを主たるテーマとして、英語でプレゼンテーションを行い、かつアセアンの4大学の学生との討議を英語で行えるようになることを目的とする。
授業の概要・計画
ヘリテージに関する複数のテーマを設定し、各テーマごとに基礎知識の習得、関連文献の収集・理解を経て、日本語による討議、英語によるプレゼンテーションを行う。その過程で、パートナー校からの受け入れ時のホスト役をこなすとともに、総括として、パートナー校への短期派遣時に共同テーマによるプレゼンテーションと討議で締めくくる。
前期の統一テーマは、「ヘリテージとコンフリクト」

(第1回開講日は4月15日)

第一テーマ:開発と保護・保存 (鞆の浦の景観訴訟を素材に)
(5月17−19日:シンガポール国立大学・チュラロンコン大学・アテネオデマニラ大学の学生と、鞆の浦(福山市)で研修旅行ー日程を確保すること。なお、16日(金曜6限目)にパートナー校学生と共同セミナーを行う。)

第二テーマ:世界遺産と国際紛争ーブレアビヒア寺院事件(国際司法裁判所判決を素材に)

第三テーマ:ホロコーストと返還訴訟

第四テーマ:文化財の違法取引と法的枠組み

派遣日程予定:8月23日ー9月1日(シンガポールとマニラ)(8月24日はシンガポールで最終打ち合わせの予定)


授業の進め方
毎回分担部分の報告と討議、加えて英語の暗誦、作文、インスタントスピーチ等を組み合わせる。

教科書・参考書等
テーマごとに文献を指示するが、英文文献を使用することが少なくないので、用意されたい。
成績評価の方法・基準
発表と議論の質、および出席を総合的に判断する。
その他(質問・相談方法等)
オフィスアワー、メール等で対応する。
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