履修条件 |
とくにありません。 歴史(西洋史)に関心のある方が望ましいのは断るまでもないことですが、ゼミ論文のテーマは「西洋」「法」「歴史」のいずれかに関わるものであれば良いことにしています。 |
授業の目的 |
専門的文献を正確に読む力を身につけ、論理的思考力を鍛え、自分の理解したところを他人に的確に伝える能力を高めることを目的とします。 また、各自の勉強の成果をゼミ論文にまとめ上げることも大きな目的です。 |
授業の概要・計画 |
前期は全員で専門書を読み、後期は各自の問題関心に基づく自由報告とします。いずれにおいても、担当者作成のレジュメによる報告と、それに対する質疑と討論を通して、参加者全員が当該のテーマについて理解を深めることが大切です。 参考までに、平成25年度の場合、前期は、ポール・ヴィノグラドフ著『法における常識』(岩波文庫)と、トマス・モア著『ユートピア』(中公文庫)の古典2冊を熟読しました。後期の報告テーマは、「近代公法学について」「古代ローマにおけるインペリウム」「異端審問」「『騎士』の起源」「魔女裁判の成立と精神構造」「テンプル騎士団の興亡」「歴史法学派の成立」「童話と教訓」「動物裁判」「中世ヨーロッパにおける紛争解決」「封建社会」と様々です。 |
授業の進め方 |
前期・後期とも、あらかじめ決めておいた担当者による報告と、それに対する質疑と討論、担当教員による補足説明などによって授業を進めます。 |
教科書・参考書等 |
前期の課題図書については、参加者の間で推薦・議論の上、決定します。 |
成績評価の方法・基準 |
平素の成績(報告および発言)とゼミ論文の評価によります。 |
その他(質問・相談方法等) |
質問・相談などは、メールか電話でアポイントメントをとった上で随時受け付けます。 なお、このゼミの特徴として、毎年夏に、九重にある「研修所」か「山の家」での合宿をおこないます。登山と温泉を楽しみながら、ゼミ生間の親睦をはかるのが目的です。平成25年度は1泊2日だったので、2日目に「一目山」から「みそこぶし山」を縦走し、筋湯温泉に入りました。今年はぜひ、2泊3日で久住山(1787m)を目指したいものです。 その他、ゼミ旅行(平成25年度は2月に湯布院に行く予定)、コンパ年数回など。 これらの行事を通して、先輩・後輩間での縦のつながりができることを期待しています。 |
過去の授業評価アンケート |
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