履修条件 |
特にありません。 充分な準備をして出席し,積極的に討論する人の参加を歓迎します。
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授業の目的 |
法制審議会民法(債権関係)部会において,民法(債権関係)改正の審議が行われています。2009年10月の法務大臣の諮問を受けて開始されたものです。2011年の「中間的な論点整理」を経て,2013年3月に「中間試案」が公表され,現在,「改正要綱案」の取りまとめに向けて審議中です。この民法改正をめぐる議論を素材にして,民法,特に財産法の理解を深めることを目的とします。 |
授業の概要・計画 |
「中間試案」に示されたいくつかの項目について,現行民法の問題点,改正の必要性,改正案の内容について検討します。 「中間試案」の最初から順番に取り上げたいと思いますので,「法律行為」「消滅時効」「債権総論」の部分を取り上げることになります。
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授業の進め方 |
選択したテーマについて,3人〜4人のグループで分担してもらいます。 担当グループにおいて,関係する資料やそこに引用された判例・学説を調査したうえで,現行民法の問題点,改正案の内容について報告をしてもらいます。 演習では,担当グループの報告を基に,全員で検討します。 前期・後期とも,ゼミの時間が30分程度延長されることがあります。
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教科書・参考書等 |
特にありません。 法制審議会民法(債権関係)部会の審議については,http://www.moj.go.jp/shingi1/shingikai_saiken.htmlを参照してください。
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成績評価の方法・基準 |
出席,報告,討論,受講態度,貢献度を総合して評価します。 |
その他(質問・相談方法等) |
ゼミの課外活動の様子については,http://cuiacu.yukihotaru.com/daigaku/tanaka.htmlを参照してください。
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過去の授業評価アンケート |
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