履修条件 |
とくになし。国際公法の授業を履修済みである必要はない。 |
授業の目的 |
国際公法についての基礎的知識を十分に習得すること。そうした知識をもって、具体的な事例を現行法の枠組みのなかでどのように解決できるのか、現行法では十分な解決が得られないと判断されるときに、どのような「あるべき法」を構想できるのかについても、考えることができるようになってもらいたい。 |
授業の概要・計画 |
前期は、国際公法の基本的な教科書を精読する。 後期は、国内判例の検討、模擬国連、模擬裁判を実施する。ゼミ論文の中間発表も行う。 |
授業の進め方 |
前期は、国際公法の教科書を事前に読み、質問を考えてくる。演習では、その質問に対する質疑応答を行う。演習の最後には、該当範囲についての課題問題が提示され、それについてのレポートを隔週ごとに提出してもらう。 後期は、ゼミ論文の中間発表や国内判例のグループ発表のほかに、模擬国連や模擬裁判なども行う。各自が分担する役割をきちんとこなすことが求められる。 |
教科書・参考書等 |
柳原正治・森川幸一・兼原敦子(編)『プラクティス国際法講義』(信山社、第2版、2013年) |
成績評価の方法・基準 |
演習中の貢献度、レポート、ゼミ論文の総合評価。 |
その他(質問・相談方法等) |
オフィスアワー。また、メールで面会予約可能。 |
過去の授業評価アンケート |
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