分権型社会論演習

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
分権型社会論演習
標準年次
3・4
講義題目
分権改革と市民
開講学期
通 年
担当教員
大西 直人
単位数
4単位
教  室
206
科目区分
展開科目
履修条件
◇ニュース(社会の動き、地域の動き)に関心のある学生
◇特に地域づくりや市民活動に興味のある学生
◇新聞・テレビ・通信社の記者を志望する学生(大歓迎!!)
◇分権改革や地方自治の現在について考えたい学生
◇九州の過去と現在を知り、未来を信じたい学生
どれか一つでも当てはまれば、一緒に考え、議論を深めましょう。
授業の目的
◇社会がどう動いているのか、その背景に何があるのかを知り、そして自分はどう社会に向き合うのかを議論します。
◇「分権型社会」とはどんな社会で、私たち市民は何をするのか、政治や行政にはどんな役割を求めたらいいのか、私たちが暮らす九州を主な舞台に考えます。
授業の概要・計画
◇前期は分権改革の理念、後期は具体的な地域づくりに関する文献を読みます。
◇教室から飛び出すフィールドワークも行います。13年度は離島を訪問して若者と意見交換会をしたほか、九州経済調査会で九州経済の現状について聞き取り調査をしました。12年度は県庁や市役所を訪ねました。
◇地方自治体の首長や担当職員など専門家を招いた講演会も随時、開催します。
◇ゼミ生の報告や討論を重視し、フィールドワークでも積極的な質問を期待しています。
◇ゼミ論執筆に関しても頭の中で考えるだけでなく、現地調査を奨励しています。
授業の進め方
◇文献の講読だけでなく、社会の動きに敏感になる意味を込めて、毎回、ゼミ生の担当者が最近のニュースを取り上げて紹介、その出来事の背景や是非についてみんなで議論します。地方自治や分権改革、政治に関するニュースだけでなく、幅広いテーマから選んでいます。
◇2014年度もフィールドワーク、専門家の講演を積極的に行います。西日本新聞社の編集現場を訪問するほか、市民活動の関係者を講演に招きたいと考えています。
◇授業の一環で毎年度、法学研究院のアジア比較文化・行政コースの大学院生(ほとんどが留学生)と交流討論会をしています。視野を広げるために多彩なメニューを計画しますので、積極的な参加を期待しています。
教科書・参考書等
開講時にお知らせします。
成績評価の方法・基準
ゼミでの報告の内容、意見発表の積極性、ゼミ論文、出席状況を総合的に判断します。
その他(質問・相談方法等)
◇西日本新聞社の編集委員が担当するゼミです。
◇研究室は旧工学部本館の1階にあります。来室や相談は大歓迎です。私も積極的に聞き取り調査などに出かけますので、不在の場合があります。事前に電話(092−642−7635)をしてください。
過去の授業評価アンケート