履修条件 |
不動産登記,特に土地境界の歴史的沿革や建物登記に関心がある学生を期待します。 学部,学年は問いません。
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授業の目的 |
土地境界の歴史的沿革や実務について,専門実務家である土地家屋調査士の有している知識をお教えすることで,将来公務員になって公共用地の取得部門を担当した場合や,裁判官・弁護士になって筆界確定訴訟や所有権確認訴訟等に関与した場合の留意事項について学習します。また,建物登記等を勉強することで,法曹志望の学生のほか,不動産関係の企業に就職する学生など,学生が将来活躍する場合において有用な知識の修得を目指します。将来、法曹界、公務員、不動産業に携わるであろう学生には,貴重な授業になると思います。 |
授業の概要・計画 |
全15回の授業計画は,以下の通りです(ただし,若干の変更が入る可能性はあります)。 第1回:本講座の目的、講師紹介、土地家屋調査士とは。 第2回:表示に関する登記(総論) 第3回:土地制度の歴史的沿革T 第4回:土地制度の歴史的沿革U 第5回:土地の表示に関する登記 第6回:測量に関する理論と実務T 第7回:測量に関する理論と実務U 第8回:建物の表示に関する登記T(総論) 第9回:建物の表示に関する登記U 第10回:建物の表示に関する登記V 第11回:建物の表示に関する登記実務 第12回:境界に関する理論と実務 第13回:筆界特定制度と境界ADR 第14回:土地家屋調査士の司法参加 第15回:表示登記制度と土地家屋調査士
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授業の進め方 |
各担当講師が作成したテキスト及びパワーポイント等を用いて説明します。 最後の20分でその日の講義の感想・疑問に関するレポートを記載・提出して頂きます。 なお,疑問点に関しては,次の授業の最初に回答を配布します。
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教科書・参考書等 |
特定のテキストはありません。毎回講義開始時に講師作成のテキストを配ります。 |
成績評価の方法・基準 |
@その日の講義の感想・疑問についてのレポート(→上記4.)に,A出席状況を加味して評価します(なお,出席の有無はレポートの提出によって判断します)。 B試験は行いません。
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その他(質問・相談方法等) |
講義内容以外の疑問点に関しても,質問は講義後及び書面にて受け付けます。 なお,書面での質問は書面で次講義時最初に配布します。
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過去の授業評価アンケート |
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