履修条件 |
調停技法(メディエーションスキル)に関心を持っていること。
後期の紛争管理論を履修予定の方が望ましいです。 |
授業の目的 |
テキストを丁寧に読み、調停技法の構造、背景にある見方を学びます。
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授業の概要・計画 |
対象とするテキストは、調停技法の「マニュアル」として書かれた現代的な著作です。 まず全体の概要(オーバービュー)を示した後、基本的な調停の流れに沿った技法の説明があり、さらに人への支援や問題解決といった各論のための技法の説明が加えられています。
まずはおおざっぱに理解した上で、詳しい議論へと誘うというわかりやすい著作を丁寧に味わうことを通じて、参加者の方が文章を書いたり話したりするときにも参考にしていただくことを目指しています。
副次的な目的ではありますが、可能な範囲で英語力を向上できる機会の提供を考えたいと思っています。
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授業の進め方 |
参加者で分担し、テキストの日本語訳を作って報告していただきます。その上で、内容に関する検討を加えて議論を進めます。
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教科書・参考書等 |
Beer, Jennifer E. & Packard, Caroline (2012) The Mediator’s Handbook, 4th, New Society Publishers. をテキストとします。 |
成績評価の方法・基準 |
担当時の報告内容・提出資料の評価を7割、通常討議への準備や参加の評価を3割とします。 |
その他(質問・相談方法等) |
オフィスアワーは特に設定しませんので、質問等は、授業時間後を含め適宜受け付けます。在室確認のためアポ取りはお勧めします。
【科目コード:LAW-LAW2921M】 |
過去の授業評価アンケート |
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