履修条件 |
特にありませんが、民法の財産法(特に債権法)、憲法、刑法を履修している(または同時履修中)であることが、望ましいです。 |
授業の目的 |
「使える労働法」の修得をめざします。 その意味は、二つあります。 (1)労働をめぐる法的問題や紛争について、法的な紛争解決能力を身につけることにより、広く社会に貢献できるようにする。 (2)労働法に関するしっかりとした知識を身につけることにより、自分自身の自由で闊達な職業生活(就活を含む)をできるようにする。
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授業の概要・計画 |
教科書を中心に、体系的な知識を身につけることができるように、講義を進めます。 受講者の受講状況を見て、場合によっては、簡単な中間テストを実施することがあります。中間テストの成績は最終評価に組み入れます。 教場試験は行わず、全28回の授業とするこことし、この回数で、必ず教科書の最後まで到達するように努めます。 今年は昨年に引き続き法制の動きが速くなりそうなので、随時、資料を使って新制度を解説します。
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授業の進め方 |
講義では、教科書に即して、毎回、判例や通達等の資料を配付し、これをもとに授業を進めます。特に、判例を重視することで「使える労働法」の修得を確実にします。 参加者が少なければ、双方向授業を試みたいですが、多ければ講義中心の授業とすることになります(たぶんそうなるでしょう)。 労働法は、単独の立法ではなく、たくさんの法令から構成されています。たくさんの回数をサボると、労働法の全体像と体系的な位置がわからなくなります(迷子になります)から、注意するように。
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教科書・参考書等 |
教科書として、 野田進・山下昇・柳澤武編『判例労働法入門(第4版)』(有斐閣、2015年)
参考図書として 中窪裕也・野田進『労働法の世界(第11版)』(有斐閣、2015年) 野田進『事例判例労働法(第2版)』(弘文堂、2013年)
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成績評価の方法・基準 |
期末テストを実施します。 期末テストは、事例問題とします。 評価は、70点台を中心分布として、自然な分布になるよう工夫します。 |
その他(質問・相談方法等) |
まず、講義の終了後、質問を受け付けます。遠慮なく質問においでください。 複雑な問題についての質問は、随時、研究室等で受け付けます。メールや電話で、時間打ち合わせをして、おいでください。これも、ご遠慮なく。
【科目コード:LAW-LAW2451J】 |
過去の授業評価アンケート |
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