履修条件 |
必須ではないが、「政治学入門」を履修していることが望ましい。 |
授業の目的 |
本講義の目的は、現実政治の諸問題を取り扱った「政治学入門」を受け、政治学の現代における到達点とその全体像を広く解説することにある。そのために、政治学の基本的な概念や主要な理論について網羅的な概説を行い、それらを用いた政治社会分析の手法を磨くことを目指す。
本講義を通じて受講者に期待されること: 1.現代政治学の基本的な概念や理論について、その多様な論争を理解する。 2.現実の政治を分析する際に、政治学の基本的な概念や理論を用いることができる。 3.以上を踏まえて、望ましい政治社会のあり方について自分の意見を論述することができる。 |
授業の概要・計画 |
1.ガイダンス 2.政治とは何か 3.政治体制 4.規範的政治理論 5.民主主義 6.国家とナショナリズム 7.国際関係と地方自治 8.政治経済・政治文化 9.選挙とマスコミュニケーション 10.政党と利益集団 11.法と議会 12.政治的リーダーシップと官僚制 13.権力と政治過程 14.政治学の方法と課題
※本年度は、これに加え、客員教員による特別講義を1回予定している。
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授業の進め方 |
今年度より2年次配当科目となったことを踏まえ、授業の進め方を変更する。今年度より、予習のための文献は毎週指示し、Web学習システムに掲載する。詳細は、初回授業時に説明する。 |
教科書・参考書等 |
講義内容については、英国の標準的な政治学入門用教科書である以下の構成に準拠する。 Heywood, A. (2013). Politics, 4th ed., Basingstoke: Palgrave Macmillan.
日本語のテキストは、以下を推薦する。 久米郁男ほか『政治学〔増訂版〕』有斐閣・2011年 加茂利男・大西仁・石田徹・伊藤恭彦『現代政治学〔第3版〕』有斐閣・2007年 堀江湛・岡沢憲芙編『現代政治学〔新版〕』法学書院・1997年 |
成績評価の方法・基準 |
定期試験と各回の演習とにより評価する。 |
その他(質問・相談方法等) |
授業後のほかにアポイントメントによっても質問・相談を受け付ける。
【科目コード:LAW-LAW2811J】 |
過去の授業評価アンケート |
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